ATPファイナルズ
ATP Finals London,イギリス ハード（室内）
ゲームスコア
- 大会名
- ATPファイナルズ
- ラウンド
- リーグ戦
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
|---|---|---|---|---|
D.ティエム オーストリア |
6 | 6 | 2 | |
|
錦織 圭 日本 |
1 | 4 | 0 |
ティエムがストレートで錦織を下す
戦評
ＡＴＰファイナルズ（イギリス・ロンドン／１１月１１日～１１月１８日／ハード）のシングルス・リーグ戦第３節で、世界ランク９位の錦織圭（日清食品）と、世界ランク８位のドミニク・ティエム（オーストリア）が対戦。ティエムが６－１、６－４のセットカウント２－０で錦織を破り、リーグ戦初勝利を挙げた。
第１セットは互いに要所でのバックハンドが光ったが、ストローク戦において大きな差となったのがサービスの精度だった。錦織は第２ゲームで２本連続のダブルフォルト、第６ゲームでも２本のダブルフォルトを喫し、いずれのゲームでもブレークを許した。一方のティエムはミスを食い止め、打点の高さでも違いを見せた。
第２セットは、第６ゲームまで両者がサービスゲームをキープする展開。迎えた第７ゲーム、錦織はまたもダブルフォルトからティエムに隙を見せ、ブレークを許す。ティエムはフォアハンドでも力強さを発揮、ニューボールを手にした第１０ゲームはラブゲームでキープし、勝負がついた。
試合時間は１時間２４分。
| ゲーム経過 |
|---|
|
D.ティエム |
|
錦織 圭 |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第2セット総評
第１ゲームは錦織がキープ、サービスを修正して得意のネットプレーを見せる。第２ゲームはティエムがキープ、強烈な片手バックハンドで流れを渡さない。第３ゲームは錦織がラブゲームでキープ。
第４ゲームはティエムがキープしたが、錦織もリターンエースを決めて光を見出す。第５ゲームは劣勢を跳ね返して錦織がキープ。積極的に前へ出て左右に動き、粘り強くポイントを重ねた。第６ゲームはティエムがパワフルなフォアハンドでキープ。
第７ゲームは錦織がダブルフォルトでティエムにブレークチャンスを与え、そのままゲームを落とす。第８ゲームはティエムがキープ。追い込まれた錦織だが、第９ゲームはキープする。
ティエムはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第１０ゲームをラブゲームでキープ、最後はサービスエースで終止符を打った。ティエムはリーグ戦初勝利、錦織と共に１勝２敗となった。