バルセロナ・オープン
ATP500 Barcelona,スペイン クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- バルセロナ・オープン
- ラウンド
- 準々決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
R.カルバレス バエナ スペイン |
4 | 5 | 0 | |
錦織 圭 (4)日本 |
6 | 7 | 2 |
錦織がストレート勝ちで準決勝進出!
戦評
バルセロナ・オープン(ATP500/スペイン・バルセロナ/4月22日~4月28日/クレイ)のシングルス準々決勝で、第4シードで世界ランキング7位の錦織圭(日清食品)と、世界ランキング104位のロベルト カルバレス バエナ(スペイン)が対戦。錦織がセットカウント2-0(6-4、7-5)でカルバレス バエナを下し、準決勝進出を決めた。
第1セット、錦織は第1ゲームで幸先よくブレークに成功。1ブレークアップとすると、以降は両者サービスキープを続けてカルバレス バエナにリードを許さない。錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは、カルバレス バエナに2度のブレークポイントを与えたものの、相手の強打に対して多彩な攻めで応戦。苦しみながらもこのゲームを奪って錦織が第1セットを先取した。
第2セットはカルバレス バエナがコートを広く使って錦織を揺さぶる。錦織は第1、第5ゲームで0-40と絶好のブレークチャンスをつかむも、いずれもカルバレス バエナの粘りに屈してブレークすることができない。第8ゲームの錦織は相手に2度のブレークポイントを与える苦しい展開となったものの、ネットプレーで流れを変えるなど第1セット同様の多彩な攻めでピンチを脱し、このゲームをキープ。ミスがありながらも、相手を上回る粘りを見せた錦織が2セットを連取して準決勝進出を決めた。
錦織は準決勝で、第7シードで世界ランキング14位のダニル メドベージェフ(ロシア)と対戦する。
ゲーム経過 |
---|
R.カルバレス バエナ |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第2セットはカルバレス バエナの粘りに錦織が終始苦しめられる展開。第1ゲームで錦織は0-40と絶好のブレークチャンスをつかむも、要所でミスが目立って巻き返しを食らい、結局キープを許す。その後第5ゲームでも0-40とブレーク寸前まで追い詰めるものの、またしても決めきることができずブレークに失敗。そして第7ゲームをカルバレス バエナにラブゲームでキープされて迎えた第8ゲーム。錦織はラリーでことごとく攻め込まれ、相手に2度のブレークポイントを与えたものの、ネットプレーで流れを変えて辛くもこのゲームをキープ。その後はカルバレス バエナが足を気にする素振りを見せるなど、本来の運動量を保てなくなったこともあり、最後は錦織が3ゲームを連取。ゲームカウント7-5でストレート勝ちを決めた。