全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
A.バーティ (8)オーストラリア |
6 4 | 6 | 6 | 2 |
A.アニシモバ アメリカ |
7 7 | 3 | 3 | 1 |
バーティが2-1で逆転勝利、決勝進出を決めた
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月26日~6月9日/クレイ)の女子シングルス準決勝は7日、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と、ノーシードで世界ランキング51位のアマンダ・アニシモバ(アメリカ)が対戦。バーティがセットカウント2-1(6-7、6-3、6-3)で逆転勝ち。自身初となるグランドスラム決勝進出を決めた。
第1セットの序盤はバーティが強烈なショットでアニシモバを圧倒し、立ち上がりから5ゲームを連取する。しかしそこからアニシモバが6ゲームを取り返して一気に逆転。第12ゲームをバーティがなんとかキープ。タイブレークに突入した末、第1セットはアニシモバが獲得。
第2セットはアニシモバが先に3セットを連取する。しかし体制を立て直したバーティが第4ゲームから怒涛の6ゲーム連取。逆転で第2セットを獲得し1-1とする。
第3セットはアニシモバが先にブレークを奪うも、直後にバーティがブレークバック。さらに第6ゲームでもブレークを奪う。バーティはそこから自身のサービスゲームをしっかりとキープ。第3セットも獲得し、逆転勝ちで決勝進出を決めた。
決勝では、ノーシードから勝ち上がってきたマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)と対戦する。
ゲーム経過 |
---|
A.バーティ |
A.アニシモバ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームから白熱の攻防。アニシモバがブレークポイントを握るが、バーティが凌いでデュースに持ちこむ。7分に及んだ第1ゲームをバーティがなんとかキープ。しかし第3ゲームでバーティが2度のダブルフォルトを犯すと、そのチャンスを逃さないアニシモバがブレークを奪ってリード。直後の第4ゲームはバーティに大きなチャンス。0-40とブレークポイントを得ると、一度はデュースに持ち込まれるも、再度握ったブレークポイントを決めてブレークバックに成功。さらに第6ゲームでもブレークを奪ったバーティ。第7ゲームをキープし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームもキープ、逆転で勝利を決めた。