全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
D.ティエム (4)オーストリア |
3 | 7 | 1 | 1 | 1 | |
R.ナダル (2)スペイン |
6 | 5 | 6 | 6 | 3 |
ナダルが3-1で勝利し、全仏オープン12回目の優勝!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月26日~6月9日/クレイ)の男子シングルス決勝で、第2シードで世界ランキング2位のラファエル ナダル(スペイン)と、第4シードで世界ランキング4位のドミニク ティエム(オーストリア)が対戦。昨年の覇者ナダルが王者の貫禄を存分に見せつけ、セットカウント3-1(6-3、5-7、6-1、6-1)でティエムに勝利。3年連続12回目の全仏オープン優勝を果たした。
第1セットからナダルは慣れ親しんだ赤土の舞台で躍動。ティエムをラリーで左右に動かし強打を封じる。第5ゲームで先にブレークを許したものの、全く動じない。第6ゲームですぐさまブレークバックを果たすと、そこから4ゲームを連取して一気にこのセットを先取した。
第2セットは、打倒ナダルに燃えるティエムが一矢報いた形。互いのサービスキープが続き、ティエムが6-5とリードして迎えた第12ゲーム。ティエムは巡ってきたチャンスを逃さず、ここをブレーク。昨年ストレートで敗れた相手から、セットを奪うことに成功した。
しかしその後はナダルがティエムにつけ入るスキを与えなかった。強打の勢いに陰りが見られたティエムに対し、サーブ・アンド・ボレーや強烈なフォアハンドで試合を支配。第3、第4セットいずれも1ゲームしか失わず、圧巻の内容で全仏王者の座を維持した。
ゲーム経過 |
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D.ティエム |
R.ナダル |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第4セット総評
第4セットに入ってもナダルの優位は変わらず。ティエムは強打で形勢逆転を試みるも、序盤に走らされた影響からかナダルにプレッシャーを与えるまでには至らない。第6ゲームでティエムがサービスキープまであと1ポイントに迫るも、ここをナダルがブレーク。迎えた第7ゲームはナダルのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ。ここでもナダルは順調にポイントを重ね、最後は強烈なサービスにティエムのリターンがアウト。王者の貫禄を示したナダルが、自身12回目となる全仏オープン優勝を果たした。