ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準々決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織 圭 (8)日本 |
6 | 1 | 4 | 4 | 1 | |
R.フェデラー (2)スイス |
4 | 6 | 6 | 6 | 3 |
錦織が1-3で敗れ、ベスト4進出はならず
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/7月1日~7月14日/芝)の男子シングルス準々決勝で、世界ランキング7位の錦織圭(日清食品)と世界ランキング3位のロジャー フェデラー(スイス)が対戦。
錦織がセットカウント1-3(6-4、1-6、4-6、4-6)でフェデラーに敗れ、悲願のベスト4進出は果たせなかった。
第1セットの錦織は第1ゲームで幸先よくブレークに成功。その後もフェデラーを左右に動かし、時折ネットプレーも見せるなど、積極的な攻めでポイントを重ねて第1セットを先取した。
第2セットは打って変わってフェデラーが流れをつかむ。第1セットではミスが目立ったが、第2セットに入ってしっかりと修正。錦織を走らせる場面が増え、抜群の安定感で錦織につけ入るスキを与えなかった。
第3セットは錦織も粘りを見せ、要所でのサービスエースやリターンエースで見せ場を作る。しかしフェデラーの勢いを上回るまでには至らず、1ブレークの差で第3セットを失った。
第4セットもフェデラーのペースで試合が進み、錦織は第9ゲームをブレークされて後がなくなる。迎えた第10ゲーム、フェデラーの完璧なプレーに手も足も出ず、1ポイントも奪えなかった錦織。フェデラーを撃破することはできず、2年連続のベスト8でウィンブルドンの戦いを終えた。
対するフェデラーは、これがウィンブルドン通算100勝目。準決勝でラファエル ナダル(スペイン)との対決が待っている。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
R.フェデラー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
第1セットは錦織が試合を優位に進めた。フェデラーのサービスで始まった第1ゲーム。錦織はリターンから積極的に攻めていき、幸先よくブレークに成功。その後もらしからぬミスが目立つフェデラーとは対照的に、錦織は左右のライン際へのショットを正確に決めていく。自身のサービスゲームをすべてキープし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム。好機でのボレーをしっかりと決めるなど、最後まで高い集中力を見せた錦織が危なげなくキープ。強敵フェデラー相手に、ゲームカウント6-4で第1セットを奪ってみせた。