全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
B.アンドリースク (15)カナダ |
6 | 7 | 2 | |
S.ウィリアムズ (8)アメリカ |
3 | 5 | 0 |
アンドリースクが勝利!全米初出場で初優勝の快挙!
戦評
全米オープンテニス(グランドスラム/米国・ニューヨーク/8月26日~9月8日/ハード)の女子シングルス決勝で、第8シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)と、第15シードのビアンカ・アンドリースク(カナダ)が対戦。19歳の新星アンドリースクが2-0(6-3、7-5)でS.ウィリアムズを下し、全米初出場で初優勝という快挙を果たした。
グランドスラムシングルス最多タイとなる24度目の優勝を狙うS.ウィリアムズはこの日、ファーストサーブの精度を欠き、第1セットで3本のダブルフォルトを犯し、3-6でアンドリースクに奪われてしまう。
第2セットも第2ゲームで0-40とピンチを迎えたS.ウィリアムズは、またしてもダブルフォルトでブレークを喫し、追う展開となる。
相手のファーストサーブ成功率が50%を切る中、終始リードを保ち第7ゲームでアンドリースクはサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ。ここで一度はチャンピオンシップポイントを握ったが、諦めないS.ウィリアムズに粘られブレークを奪われる。
ゲームカウント5-1から、S.ウィリアムズの反撃、地元ファンの相手への声援に圧され、5-5のイーブンまで押し返されたアンドリースクだったが、6-5としての第12ゲーム、最後はリターンエースでブレークを決めて今年の全米女王の座を勝ち取った。
ゲーム経過 |
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B.アンドリースク |
S.ウィリアムズ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第2セットはB.アンドリースクのサービスでスタート。このセットに入ってもウィリアムズは勝負どころでのサービスが決まらず、第2ゲームをダブルフォルトで落としアンドリースクがブレーク。続く第3ゲームはウィリアムズがギアを上げ、4本目のブレークチャンスでブレークバックする。しかし19歳のアンドリースクは切れのあるショットで相手を翻弄し、第4ゲームで再びブレークしてリードを奪う。第6ゲームでもサービスが決まらないウィリアムズはブレークを許し、第7ゲームがアンドリースクのサービング・フォー・チャンピオンシップ。しかしここはウィリアムズが意地を見せてブレークバック。第9ゲームもブレークに成功しゲームカウントをイーブンに戻す。そして第12ゲームで2本のチャンピオンシップ・ポイントを握ったアンドリースク、40-30からリターンエースを決めて全米初出場、初優勝を手にした。