全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
I.シフィオンテク ポーランド |
6 | 6 | 2 | |
S.ケニン (4)アメリカ |
4 | 1 | 0 |
シフィオンテクがストレートで勝利、グランドスラム初優勝!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレイ)の女子シングルス決勝で、世界ランキング54位のイガ シフィオンテク(ポーランド)と第4シードのソフィア ケニン(アメリカ)が対戦。シフィオンテクが6-4、6-1のストレートでケニンに勝利。ノーシードからの出場で全試合をストレート勝ちという圧倒的な成績で優勝を決めた。
第1セットは互角の攻防。シフィオンテクが強烈なリターンで有利に展開してブレークを決めると、ケニンも負けじとリターンエースを決めてブレークバック。その後再びブレークを奪ったシフィオンテクが第9ゲームでセットポイントを迎えるも、しのいだケニンが土壇場のブレークバック。それでも第10ゲームで3度目のブレークを決めたシフィオンテクが第1セットを先取。
第2セットはケニンのブレークで始まったが、シフィオンテクが即座にブレークバック。第3ゲーム後に治療を要したケニンの怪我の影響もあってか、そこからは完全にシフィオンテクのペース。3つのブレークを奪い、第2ゲーム以降の6ゲームを連取。このセットも獲得したシフィオンテクが2-0のストレートで勝利。ケニンは今年の全豪オープンに続く2つ目のビッグタイトルとはならなかった。
シフィオンテクは自身初のツアータイトルを全仏オープンで獲得し、ポーランド選手として男女通じて初のグランドスラム制覇という快挙を成し遂げる勝利となった。
ゲーム経過 |
---|
I.シフィオンテク |
S.ケニン |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームから激しいラリーが繰り広げられ、ここで有利を得たケニンが最後はリターンエースでブレーク。しかし第2ゲームではケニンのダブルフォルトもあってシフィオンテクがブレークバック。第3ゲームをシフィオンテクがキープしたところでケニンが左太ももの治療を行う。試合に復帰したケニンだったが、怪我の影響からかシフィオンテクのストロークに追いつけない場面が多くなる。シフィオンテクは第4ゲームをブレークすると、第6ゲームでもブレーク。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えた第7ゲームもキープしたシフィオンテク。ストレート勝ちで全仏オープン決勝を制した。