ATPファイナルズ
ATP Finals London,イギリス ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- ATPファイナルズ
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
D.メドベージェフ ロシア |
4 | 7 7 | 6 | 2 |
D.ティエム オーストリア |
6 | 6 2 | 4 | 1 |
メドベージェフがファイナルズ初優勝!
戦評
ATPファイナルズ(イギリス・ロンドン/11月15日~11月22日/ハード)のシングルス決勝。世界ランク4位のダニル メドベージェフ(ロシア)と、世界ランク3位のドミニク ティエム(オーストリア)が対戦。メドベージェフが4-6、7-6(7-2)、6-4でティエムに逆転勝利。敗れたティエムは2年連続の準優勝となった。
立ち上がりから互いの攻撃的なスタイルが真っ向からぶつかり、第1セットから10分を超えるロングゲームを繰り広げる。序盤にピンチをしのいだティエムは中盤にブレークポイントを得ると、メドベージェフのダブルフォルトでブレークに成功。そのまま第1セットを先取した。
第2セットは一歩も譲らない攻防で、互いにサービスをキープし続けてタイブレークとなる。ここでメドベージェフが7連続ポイントをあげ、セットカウントを1-1とする。
第3セットはメドベージェフの攻撃力がティエムをわずかに上回る。第3ゲームではピンチをしのいだティエムだったが、第5ゲームをメドベージェフがブレーク。そのリードを守ったメドベージェフが第3セットを獲得。
波乱の年となった2020年のATPファイナルズは、メドベージェフの初優勝で幕が下りた。
ゲーム経過 |
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D.メドベージェフ |
D.ティエム |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
ロングラリーのポイントからデュースとなった第1ゲームをティエムがキープ。第3ゲームでは0-40とメドベージェフが絶好のブレーク機会を得るが、ティエムが5連続ポイントで決死のキープ。第5ゲームでもメドベージェフに3度のブレークポイントがあり、これを決めたメドベージェフが初めてリードを奪う。第6ゲームではティエムがリターンエースを決めてデュースとし、チャンスをうかがうもここはメドベージェフがキープ。互いにサービスをキープし、メドベージェフのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えた第10ゲーム。40-30となり、最後はティエムのリターンがネット。この瞬間、メドベージェフのファイナルズ初優勝が決まった。