ドバイDuty Freeテニス選手権
ATP500 Dubai,アラブ首長国連邦 ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- ドバイDuty Freeテニス選手権
- ラウンド
- 3回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
A.ベデネ スロベニア |
4 | 4 | 0 | |
錦織 圭 日本 |
6 | 6 | 2 |
錦織がストレート勝ち!ベスト8進出!
戦評
ドバイDuty Freeテニス選手権(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月14日~20日/ハード)の男子シングルス3回戦は、世界ランク41位の錦織圭と、同59位のアリアス ベデネ(スロベニア)が対戦。錦織が6-4、6-4のセットカウント2-0でベデネを破り、準々決勝へと駒を進めた。
第1セットは第1ゲームから錦織にチャンス到来。リターンエースで出鼻をくじくと、2度のデュースの末にブレークする。波に乗った錦織は第2、第4、第8ゲームをラブゲームでキープして、隙を与えず。さらにサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームもラブゲームでキープ。圧倒的な内容でこのセットを制す。
第2セットはベデネのサービスが好調。錦織はブレークのチャンスをつかめず、自らのサービスゲームでも我慢の展開。デュースをしのぎ、粘り強く勝機をうかがう。第7ゲームは錦織が2度のブレークポイントを握るも、ベデネがセーブ。しかし第9ゲームでフォアハンドが乱れたベデネ、最後はダブルフォルトで錦織にブレークを許す。後の無いベデネは、第10ゲームでブレークチャンスを迎えるも、痛恨のスマッシュミスもあり、決めきれない。最後は錦織がバックハンドでウィナーを奪って勝負あり。手堅いプレーで上回った錦織が、8強入りを果たした。
ゲーム経過 |
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A.ベデネ |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはベデネがキープ。第2ゲームはベデネがブレークポイントを握ったが、錦織が辛くもキープ。第3ゲームはベデネがサービスで攻めてキープ。第4ゲームは錦織がデュースを制してキープ。第5ゲームはベデネがダブルフォルトを喫するも、逆転でキープ。第6ゲームは錦織が2度のデュースの末にキープする。
3-3で迎えた第7ゲームは、錦織が2本のリターンエースを決めるもベデネがキープ。第8ゲームは錦織が2本のサービスエースを決めてキープ。第9ゲームはリターンエースで先手を取った錦織がダブルのブレークポイントを握ると、ベデネのダブルフォルトでブレーク成功。第10ゲームは3度のデュースにもつれ込んだが、鮮やかなバックハンドウィナーで決着。試合を通じてサービスエース9本、ダブルフォルト0本と堅実なプレーを披露した錦織が、ベスト8に進んだ。