バルセロナ・オープン
ATP500 Barcelona,スペイン クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- バルセロナ・オープン
- ラウンド
- 3回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
R.ナダル (1)スペイン |
6 | 2 | 6 | 2 |
錦織 圭 日本 |
0 | 6 | 2 | 1 |
錦織は1-2でナダルに敗れ、3回戦敗退
戦評
バルセロナ・オープン(ATP500/スペイン・バルセロナ/4月19日~25日/クレイ)の男子シングルス3回戦で世界ランク39位の錦織圭と、第1シードのラファエル ナダル(スペイン)が対戦。錦織は0-6、6-2、2-6のフルセットでナダルに敗れた。
第1セットはナダルに圧倒された錦織。1度もサービスゲームをキープすることができず、唯一のブレークチャンスもナダルにセーブされ、0-6で第1セットを失った。
第2セットに入ると錦織がポイントを先行することが多くなり、ナダルのサービスゲーム4度すべてでブレークポイントを得る圧巻のプレー。第3、第7ゲームの2つをブレークし、6-2で第2セットを獲得した。
第3セットは第1ゲームから錦織にビックチャンスが訪れたが、これを守り切るのがナダルのテニス。錦織は毎回のようにブレークポイントを得るが決めきれず、逆に第4ゲームでは0-40とピンチを背負い、ナダルにブレークを許す。2-5で迎えた第8ゲームでもナダルにブレークを許して勝負あり。
試合を通してブレークポイントの成功率が錦織の15%に対してナダルは45%と、勝負所での1ポイントが明暗を分けた。
ゲーム経過 |
---|
R.ナダル |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームは錦織がブレークポイントを握るが、ショットが入らず、ここはナダルがキープ。第2ゲームは錦織がピンチをしのいでキープ。第3ゲームは錦織が30-40と迎えたブレークポイントを決め、この試合初のブレーク。第4ゲームは錦織が2本のウィナーを決めてキープ。第5ゲームは15-40とチャンスを得た錦織だったが、ナダルが抜群のフットワークでデュースに持ち込んでキープ。第6ゲームはナダルにデュースとされるも、錦織がここをキープ。
錦織の1ブレークアップで迎えた第7ゲームは、錦織が素晴らしいリターンを3本決めて2度目のブレーク。第8ゲームをサービング・フォー・ザ・セットで迎えた錦織は、ナダルを左右にしっかりと揺さぶり、このゲームでも2本のウィナーを奪ってキープ。錦織が第2セットを獲得した。