マドリード・オープン
ATP Masters 1000 Madrid,スペイン クレイ（赤）
ゲームスコア
- 大会名
- マドリード・オープン
- ラウンド
- 1回戦
- 試合開始日時
戦評
マドリード・オープン（ＡＴＰマスターズ１０００／スペイン・マドリード／４月２９日～５月９日／クレイ）の男子シングルス１回戦。世界ランク４３位の錦織圭は、同２３位のカレン カチャノフ（ロシア）と対戦。錦織が６－７（６－８）、６－２、６－２のセットカウント２－１でカチャノフを破った。
第１セットは第３ゲームで錦織にチャンス。フォアハンドでウィナーを奪うと、カチャノフのストロークが乱れてブレークする。しかし第４ゲームは錦織がフォアハンドの精度を欠き、カチャノフがラブゲームでブレーク。第６ゲームでもブレークを許した錦織だったが、第７ゲームは０－４０から逆転。４本のウィナーを重ねてブレークする。以降は互いに譲らず、タイブレークにもつれ込む。
２本のサービスエースでリードしたカチャノフに対し、錦織はフォアハンドでウィナーを奪って一進一退。先にセットポイントを握ったのは錦織だったが、バックハンドが乱れて決められず。最後は錦織のバックハンドがネットにかかり、カチャノフがタイブレークを制した。
第２セットは第２ゲームで錦織にチャンス。正確なストロークでカチャノフのミスを誘い、幸先よくブレークする。手堅いテニスで隙を見せない錦織は、第８ゲームで再びのブレーク。このセットを奪い返し、ファイナルセットへ突入する。
ファイナルセットは第４ゲームで錦織にチャンス。確実なレシーブでラリーに持ち込み、高い守備力でブレークする。迎えた第８ゲームをラブゲームでブレークした錦織が、逆転で２回戦進出を決めた。
試合を通じ、セカンドサービスのポイント獲得率はカチャノフの２９％に対して、錦織は５６％。インタビューでは、中盤からバックハンドのストレートに手応えを得たと語った。
| ゲーム経過 |
|---|
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K.カチャノフ |
|
錦織 圭 |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第3セット総評
第１ゲームは２本のダウンザラインを決めた錦織がキープ。第２ゲームは２本のウィナーを奪ったカチャノフがキープ。第３ゲームは錦織がキープ。第４ゲームは錦織の粘り強さが光り、ブレーク。第５ゲームは錦織がサービスで攻めてキープ。第６ゲームはカチャノフがラブゲームでキープ。
錦織の４－２で迎えた第７ゲームは、錦織がキープ。第８ゲームは２本のウィナーを奪った錦織がラブゲームでブレーク。２回戦進出を決めた。