全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 4回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
A.ズベレフ (6)ドイツ |
6 | 6 | 6 | 3 | ||
錦織 圭 日本 |
4 | 1 | 1 | 0 |
錦織はストレートで敗れる
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレイ)の男子シングルス4回戦で、世界ランク49位の錦織圭が同6位のアレキサンダー ズベレフ(ドイツ)と対戦。錦織は4-6、1-6、1-6のセットカウント0-3でズベレフに敗れ、4回戦で姿を消した。
第1セットは第2ゲームで錦織にピンチ。30-30からウィナーを奪われると、再びウィナーを奪われてブレークされる。しかし第5ゲームは、逆に30-30からダブルフォルトでブレークポイントを得た錦織が、チャンスを生かしてブレークバックする。迎えた第10ゲーム、30-30からネットプレーを決めてセットポイントを握ったのはズベレフ。最後は錦織のバックハンドが外れ、このセットを落とす。
第2セットは序盤に分岐点。第2ゲームでフォアハンドのミスが続いた錦織が、ズベレフにブレークを許す。続く第3ゲームは錦織にダブルのブレークチャンス。しかし今度はバックハンドが乱れ、これを生かせない。すると第4ゲームでもブレークを許した錦織、劣勢をはね返せず窮地に立たされる。
第3セットはズベレフのパワーが光る。第1ゲームではストロークで錦織を上回り、第2ゲームはサービスで圧倒。さらに第3ゲームも3度のデュースの末に、錦織を振り切る。錦織は第4ゲームこそブレークするも、主導権を握るまでには至らず。サイドラインをわずかに外れ、積み上がらないポイント。疲労からか、次第に足取りも重くなる。迎えた第7ゲームでラブゲームブレークを許した錦織はストレートで敗退。ベスト8進出は果たせなかった。
ゲーム経過 |
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A.ズベレフ |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームは強烈なストロークで錦織を押し込んだズベレフがブレーク。第2ゲームはズベレフがサービスで錦織を上回る。第3ゲームは3度のデュースの末に、ズベレフが再びのブレーク。第4ゲームはズベレフのミスに乗じて、錦織がブレーク。第5ゲームは4度のデュースの末に、ズベレフが3度目のブレーク。第6ゲームは2本のウィナーを奪ったズベレフがキープ。
錦織の1-5で迎えた第7ゲームは、錦織がバックハンドのミスを連発。最後はリターンエースを決めたズベレフが、8強への扉を開いた。