全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
A.パブリュチェンコワ (31)ロシア |
7 | 6 | 2 | |
T.ジダンセク スロベニア |
5 | 3 | 0 |
パブリュチェンコワが決勝進出!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレイ)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク32位のアナスタシア パブリュチェンコワ(ロシア)と同85位のタマラ ジダンセク(スロベニア)が対戦。パブリュチェンコワが7-5、6-3のセットカウント2-0でジダンセクを破り、決勝へと駒を進めた。
第1セットは第1ゲームから動く。パブリュチェンコワのフォア側を攻めたジダンセクが、15-40からの逆転でブレークする。しかし第4ゲームでジダンセクに落とし穴。デュースの局面でスマッシュを決められず、パブリュチェンコワがブレークバックする。第8ゲームでパブリュチェンコワが0-40からブレークすると、第9ゲームは4本のウィナーを奪ったジダンセクがブレークバックして譲らない。タイブレーク突入かと思われた第12ゲーム、ジダンセクのフォアハンドが乱れ、最後は痛恨のダブルフォルト。したたかな試合運びでミスを誘ったパブリュチェンコワが、このセットを先取した。
第2セットは第2ゲームでパブリュチェンコワにチャンス。足を使いながらバック側を攻め、3度のデュースの末にブレークする。しかし第3ゲームは、鮮やかなリターンエースを繰り出したジダンセクがブレークバック。ところが第4ゲームでジダンセクのバックハンドが乱れ、パブリュチェンコワが再びブレークする。苦境に立たされたジダンセクは、第7ゲームをブレークバックするも、第8ゲームはパブリュチェンコワが逆転でブレーク。迎えた第9ゲーム、最後はジダンセクのバックハンドがサイドアウト。機を逃さぬカウンターや安定した守備力が光り、パブリュチェンコワがグランドスラム初の決勝進出を決めた。
ゲーム経過 |
---|
A.パブリュチェンコワ |
T.ジダンセク |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはパブリュチェンコワが2度のデュースの末にキープ。第2ゲームはパブリュチェンコワが3度のデュースの末にブレーク。第3ゲームはリターンエースやスマッシュを決めたジダンセクがブレークバック。第4ゲームはジダンセクにバックハンドのミスが相次ぎ、パブリュチェンコワがブレーク。第5ゲームはウィナー4本を重ねたパブリュチェンコワがキープ。第6ゲームはジダンセクがラブゲームでキープ。
パブリュチェンコワの4-2で迎えた第7ゲームは、2度のダブルフォルトを喫したパブリュチェンコワが、ジダンセクにブレークバックを許す。第8ゲームはパブリュチェンコワが3連続ポイントでブレーク。第9ゲームはパブリュチェンコワがキープして、悲願の決勝進出を果たした。