ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
A.バーティ (1)オーストラリア |
6 | 7 7 | 2 | |
A.ケルバー (25)ドイツ |
3 | 6 3 | 0 |
バーティが決勝進出!グランドスラム2勝目に王手
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/6月28日~7月12日/芝)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク1位のアシュリー バーティ(オーストラリア)と同28位のアンゲリク ケルバー(ドイツ)が対戦。バーティが6-3、7-6(7-3)のセットカウント2-0でケルバーを破り、19年の全仏以来となるグランドスラム2勝目に王手をかけた。
第1セットは第1ゲームからケルバーにチャンス。ダブルのブレークポイントを握るも、バーティがサービスで崩してセーブする。すると第2ゲームはバーティがブレークポイント。鮮やかなカウンターでウィナーを奪ってチャンスを生かし、主導権を握る。第7ゲームをラブゲームでキープしたバーティに対し、ケルバーも第8ゲームをラブゲームでキープ。第9ゲームはバーティがダブルフォルトでピンチを迎えるも、3連続ポイントでキープ。最後はサービスエースを決めて、このセットを先取した。
第2セットは第2ゲームでケルバーにチャンス。バックハンドウィナーで先手を取ると、バーティのミスを誘発。この試合初めてブレークすると、続く第3ゲームをラブゲームでキープして波に乗る。ケルバーは5-3で第9ゲームのサービスを迎えるも、スマッシュで先手を取ったバーティがラブゲームでブレークバック。続く第10ゲームはバーティがラブゲームでキープする。第12ゲームをキープしてタイブレークに持ち込んだバーティは、完全に形勢を逆転。怒とうの6連続ポイントでマッチポイントを握ると、最後はケルバーのバックハンドがネットを越えず。バーティが今大会初の決勝進出を果たした。
バーティはバックハンドでのスライスと、フォアハンドでのクロスで試合を組み立て、世界ランク1位の実力を証明。ケルバーは今大会3度目のファイナリストこそ逃すも、重心を落として抗い、フォアハンドの強打でロンドンを沸かせた。
ゲーム経過 |
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A.バーティ |
A.ケルバー |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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  |   |   |   |   |   | |||||||
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはサービスで攻めたケルバーがキープ。第2ゲームはバーティのストロークが乱れ、ケルバーがブレーク。第3ゲームはバーティのショットが相次いでネットにかかり、ケルバーがラブゲームでキープ。第4ゲームはサービスで優位に立ったバーティがキープ。第5ゲームはケルバーが4連続ポイントでキープ。第6ゲームは2本のサービスエースを決めたバーティがキープする。
ケルバーの4-2で迎えた第7ゲームは、バーティのフォア側を攻めたケルバーがキープ。第8ゲームはバーティがデュースの末にキープ。第9ゲームは2本のウィナーを奪ったバーティが、ラブゲームでブレーク。第10ゲームはサービスエースを決めたバーティが、ラブゲームでキープ。第11ゲームはデュースから2本のウィナーを奪ったケルバーがキープ。第12ゲームはフォアハンドで3本のウィナーを奪ったバーティがキープする。
タイブレークは、バーティが6連続ポイントで一気にマッチポイント。ケルバーが3本セーブするも、最後はこん身のバックハンドがネットにかかった。