ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ (1)セルビア |
7 7 | 7 | 7 | 3 | ||
D.シャポバロフ (10)カナダ |
6 3 | 5 | 5 | 0 |
ジョコビッチが決勝進出!大会3連覇に王手
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/6月28日~7月12日/芝)の男子シングルス準決勝の第2試合で、世界ランク1位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と、同12位のデニス シャポバロフ(カナダ)が対戦。ジョコビッチが7-6(7-3)、7-5、7-5のストレートでシャポバロフを破り、7度目の決勝の舞台へ駒を進めた。
第1セットは第3ゲームで2度のダブルフォルトを喫したジョコビッチ。シャポバロフに先にブレークを許す。その後は1ブレークアップのシャポバロフが強気に攻めるが、ジョコビッチはサービスキープを続ける。シャポバロフのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームは、ジョコビッチが相手の隙を突き、土壇場でブレークバックに成功。このセットはタイブレークに突入した。タイブレークではシャポバロフが自身のサービスでポイントを奪えず。ジョコビッチがタイブレークを制し、第1セットを先取した。
第2セットはシャポバロフに5度ブレークポイントを握られるものの、全てをセーブしたジョコビッチ。セット終盤の第11ゲームで積極策に出ると、相手にプレッシャーをかけてミスを誘い、ブレークを奪取。このセットも連取した。
第3セットも互いにサービスキープが続く中、第11ゲームに試合が動く。シャポバロフがミスを重ね、ジョコビッチがブレークポイントを握る。ここからギアを一段上げ、このチャンスをモノにしたジョコビッチ。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをラブゲームでキープし、ストレート勝利。大会3連覇、歴代最多タイとなる20度目のグランドスラム優勝へ王手をかけた。
敗れたシャポバロフは第2セット以降、8度のブレークチャンスであと1ポイントが遠く、粘り強く王者に食らいつくも及ばなかった。
勝ち上がったジョコビッチは、決勝で世界ランク9位のマテオ ベレッティニ(イタリア)と対戦する。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
D.シャポバロフ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはシャポバロフがキープ。第2ゲームはシャポバロフがポイント先行。15-40とブレークポイントを握る。しかし3度のデュースの末、ここもジョコビッチがしのぎ切り、キープ。第3ゲームは15-40とジョコビッチにブレークのチャンス。しかしシャポバロフも集中力を切らさず、2度のデュースの末に最後はサービスエースを決め、キープ。第4ゲームはジョコビッチがラブゲームキープ。第5ゲームはシャポバロフが3本のウィナーを決めてキープ。第6ゲームはジョコビッチがキープし、3-3で迎えた第7ゲーム。再びジョコビッチにブレークチャンス。しかしシャポバロフが2度のブレークポイントをウィナーで防ぎ、最後はボディーへのサービスを続けてピンチを切り抜ける。第8ゲームはジョコビッチがサービスエース、スマッシュを決め、ラブゲームキープ。第9ゲームは2本のウィナーを決めたシャポバロフがキープ。第10ゲームはジョコビッチがポイントを許さず、このセット3度目のラブゲームキープ。第11ゲームはシャポバロフがミスを連発し、ジョコビッチが0-30とチャンス。シャポバロフは2本のウィナーで30-30に戻すも、このゲーム2度目のダブルフォルトを喫し、ブレークポイント握られる。1度は防ぐものの、ギアを上げたジョコビッチが上回り、ブレーク。ジョコビッチはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをラブゲームでキープ。7度目の決勝に駒を進めた。