ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ (1)セルビア |
2 | 6 | 6 | 6 | 3 | |
C.ノーリー (9)イギリス |
6 | 3 | 2 | 4 | 1 |
ジョコビッチがウィンブルドン4大会連続の決勝へ!
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/芝)の男子シングルス準決勝は、世界ランク3位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と、同12位のキャメロン ノーリー(イギリス)が対戦。ジョコビッチが2-6、6-3、6-2、6-4のセットカウント3-1でノーリーを破り、今大会4連覇へ王手をかけた。
第1セットは第1ゲームから試合が動く。ジョコビッチのミスショットが重なり、15-40とノーリーにいきなりのチャンス。ノーリーはネットプレイを制して、幸先良くブレークを奪う。直後の第2ゲームでは、ジョコビッチにブレークチャンス。ノーリーはミスを修正できず、ジョコビッチがすぐさまブレークバックに成功した。迎えた第5ゲームは、ノーリーが粘り強くブレークチャンスをモノにしてリードを奪うと、第7ゲームでも相手のミスを見逃さず、このセット3度目のブレーク。5ゲームを連取し、このセットを先取した。
第2セットは互いにサービスキープが続く展開。ジョコビッチは第4ゲーム、第6ゲームでブレークポイントを握るも、ノーリーがこれをセーブしてブレークを許さない。ジョコビッチの4-3で迎えた第8ゲームは、ノーリーの連続エラーからジョコビッチが一気にブレークに成功してリードを奪う。続くジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは、0-30とノーリーがポイント先行するも、サービスで崩したジョコビッチが4連続ポイントでキープ。第2セットを奪い返した。
第3セットは第1ゲームからデュースにもつれ込む。相手のブレークポイントを2度防いだノーリーだったが、連続エラーを喫してジョコビッチが先にブレークを奪う。ギアを上げたジョコビッチはその後も相手に付け入る隙を与えず。第5ゲームもモノにし、2ブレークアップとして危なげなくこのセットも連取した。
第4セットは第1ゲームでジョコビッチがデュースに持ち込むと、連続ポイントを奪ってブレークに成功。その後はジョコビッチが一切の隙を見せず、このセット6本のサービスエースを決めるなどノーリーを寄せ付けず。逆転で勝利を収め、歴代最多となるグランドスラム32度目の決勝へ駒を進めた。
ゲーム経過 |
---|
N.ジョコビッチ |
C.ノーリー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第4セット総評
第1ゲームはジョコビッチがデュースに持ち込むと、連続ポイントを奪ってブレークに成功。第2ゲームはジョコビッチが2本のウィナーを決めてラブゲームでキープ。第3ゲームはノーリーも負けじとラブゲームキープ。第4ゲームは2本のサービスエースでジョコビッチがキープ。第5ゲームはジョコビッチに再びブレークチャンス。しかしノーリーが粘りを見せ、4度のブレークポイントをセーブし、10分にも及ぶロングゲームをキープ。第6ゲームはジョコビッチがサービスエースを決めて、ラブゲームキープ。第7ゲームはサービスエース、2本のウィナーを決めたノーリーがキープ。第8ゲームはジョコビッチが隙を見せず、2本のサービスエースを決めてキープ。第9ゲームはノーリーが力強いサービスを見せ、キープ。ジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームは、ノーリーが攻めるも、ジョコビッチが連続ポイントを許さず。しっかりとキープして逆転勝利で決勝進出を決めた。