ATPファイナルズ
ATP Finals Turin,イタリア ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- ATPファイナルズ
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ セルビア |
7 7 | 7 8 | 2 | |
T.フリッツ アメリカ |
6 5 | 6 6 | 0 |
ジョコビッチが4年ぶりのATPファイナルズ決勝へ!
戦評
ATPファイナルズ(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/ハード)のシングルス準決勝。第1試合は、世界ランク8位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と、同9位のテイラー フリッツ(アメリカ)が対戦。ジョコビッチが7-6(7-5)、7-6(8-6)のストレートでフリッツを破り、決勝へ駒を進めた。
第1セットは第5ゲームで長いラリーを制したジョコビッチがラブゲームでブレークを奪う。しかし直後の第6ゲームではジョコビッチにミスショットが目立ち始めると、フリッツがこのチャンスをモノにしてすぐさまブレークバック。その後は互いにサービスゲームを落とさず、タイブレークへ。2-2の場面でジョコビッチがミニブレークを奪うも、直後にジョコビッチのミスショットですぐさまタイに。その後ジョコビッチの6-5で迎えたセットポイントの場面。最後はジョコビッチのフォアハンドウィナーが決まり、このセットをジョコビッチが先取する。
第2セットは第1ゲームからギアを上げたフリッツが攻めのテニスで15-40とチャンスを迎えると、深いショットで相手を苦しめ、いきなりブレークを奪う。その後は互いに強烈なサービスの応酬でサービスゲームを落とさずに、フリッツがリードしたままサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームを迎える。30-30の場面でフリッツが痛恨のミスショットを喫すると、ジョコビッチが一気にブレークバック。土壇場でタイに戻し、このセットもタイブレークへ突入。ジョコビッチが1-0の場面でミニブレークを奪うも、2-2の場面でフリッツが見事なダウンザラインを決め、ミニブレークバックに成功。5-5の場面でもジョコビッチがバックハンドボレーを決めてマッチポイントを迎えるが、直後にジョコビッチがミスショットを喫してフリッツが譲らない。その後ジョコビッチの7-6と2度目のマッチポイントで、フリッツのショットはロングとなり熱戦に終止符。ジョコビッチが4年ぶり8度目のATPファイナルズ決勝進出を果たした。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
T.フリッツ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはフリッツが攻めのテニスで15-40とチャンスを迎えると、深いショットで相手を苦しめ、いきなりブレークを奪う。第2ゲームはフォアハンドウィナー、サービスエースを決めたフリッツがキープ。第3ゲームはジョコビッチがサービスで圧倒し、ラブゲームでキープ。第4ゲームはフリッツがバックハンドウィナー、サービスエースを決めて、ラブゲームキープ。第5ゲームは2本のウィナーを決めたジョコビッチがラブゲームキープ。第6ゲームはフリッツがキープ。第7ゲームはジョコビッチが30-30から2本のウィナーを決めてキープ。第8ゲームはジョコビッチが0-30とポイント先行するも、フリッツが4連続ウィナーを奪って逆転でキープ。第9ゲームはデュースの末、ジョコビッチが粘ってキープ。フリッツのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームは、30-30の場面でフリッツが痛恨のミスショット。ジョコビッチにチャンスが訪れると、一気にブレークバックに成功した。第11ゲームは2本のウィナーを決めたジョコビッチがキープ。第12ゲームはフリッツがキープし、このセットもタイブレークへ突入。ジョコビッチの1-0の場面でフリッツのショットがロングとなり、ジョコビッチが先にミニブレークを奪う。しかし2-2の場面でフリッツのバックのダウンザラインが決まり、ミニブレークバックに成功。5-5の場面でもジョコビッチのバックハンドボレーが決まり、マッチポイントを迎えるも、直後にジョコビッチがミスショットを喫し、フリッツがタイに戻す。その後ジョコビッチの7-6と2度目のマッチポイントで、フリッツのショットはロングとなり、熱戦に終止符。ジョコビッチがスレート勝利で決勝進出を決めた。