全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() N.ジョコビッチ (4)セルビア |
7 | 6 | 6 | 3 | ||
![]() T.ポール アメリカ |
5 | 1 | 2 | 0 |
ジョコビッチが全豪オープン10度目の決勝へ!
戦評
全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハード)の男子シングルス準決勝。第2試合は、世界ランク5位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と、同35位のトミー ポール(アメリカ)が対戦。ジョコビッチが7-5、6-1、6-2のストレートでポールを破り、自身10度目の全豪決勝の舞台へ駒を進めた。
第1セットは第2ゲームでポールがアンフォースドエラーを重ね、ジョコビッチにトリプルのブレークポイント。ポールはこれをしのぐことが出来ず、ジョコビッチが先にブレークを奪う。ジョコビッチは第6ゲームで2ブレークアップとするが、サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームでは、ポールが粘りを見せてブレークを奪い、望みを繋ぐ。ポールは第9ゲームでも、30本にも及ぶロングラリー制して怒涛の4ゲーム連取。試合をタイに戻した。ジョコビッチの6-5で迎えた第12ゲームでは、30-0からポールが痛恨の連続ミスショット。ジョコビッチがセットポイントを握ると、これを沈めて第1セットを先取。
第2セットは序盤の第2ゲームでポールの連続アンフォースドエラーで、ジョコビッチがブレークチャンスをモノにすると、第4ゲームでもポールのショットが安定せず、2ブレークアップ。5ゲームを連取し、一気に第2セットも連取。
第3セットでもジョコビッチの攻めは止まらず、第1ゲームからポールのミスを見逃さずにブレーク。第3ゲームでも守りに入るポールのディフェンスを崩し、2ブレークアップとしてこのセットも4ゲームを連取。ポールも相手のディフェンスを崩そうと粘り強く攻めるも、ジョコビッチは隙を見せず。ジョコビッチはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームをラブゲームで沈めて決勝進出。
全豪オープンでの連勝記録を歴代最多となる「27」に伸ばし、自身10度目の頂点へ王手をかけた。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
T.ポール |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはポールにミスが重なり、ジョコビッチがブレークポイントを握る。2度のデュースの末、ジョコビッチの見事なロブショットから一気にブレークを奪う。第2ゲームはジョコビッチが2本のウィナーを決めて、キープ。第3ゲームはジョコビッチがリターンエースを決めてリードを奪うと、ポールのディフェンスを崩して再びブレーク。続く第4ゲームはポイントを奪い合い、ポールがブレークポイントを握るも、デュースの末にジョコビッチがキープ。序盤4ゲームを連取した。第5ゲームはジョコビッチがアンフォースドエラーを重ね、ポールがしっかりとキープ。第6ゲームはジョコビッチがウィナーを重ね、圧巻のラブゲームキープ。第7ゲームはサービスで粘り強く攻めたポールがキープ。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでジョコビッチは、相手を左右に振って隙を見せない。難なくマッチポイントを握ると、ラブゲームで沈めてストレート勝利。自身10度目の全豪オープン決勝進出を決めた。