全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
C.アルカラス (1)スペイン |
3 | 7 | 1 | 1 | 1 | |
N.ジョコビッチ (3)セルビア |
6 | 5 | 6 | 6 | 3 |
ジョコビッチが2年ぶり7度目の決勝進出!
戦評
全仏オープン(フランス・パリ/5月28日~6月11日/クレイ)の男子シングルス準決勝。第1試合は世界ランク1位のカルロス アルカラス ガルフィア(スペイン)と、同3位のノバク ジョコビッチ(セルビア)が対戦。ジョコビッチが6-3、5-7、6-1、6-1でアルカラスに勝利し、自身34度目となるグランドスラム決勝進出を決めた。
第1セットは互いに持ち味を見せる中でジョコビッチが第4ゲームを先にブレーク。ロングゲームとなった第7ゲームでアルカラスの猛攻をしのぐと、第9ゲームでもブレークポイントをセーブ。6-3で第1セットを先取する。
第2セットは互角の打ち合いが続く中、第7ゲーム終了後にジョコビッチがメディカルタイムアウト。変わった潮目を見逃さないアルカラスが直後の第8ゲームをブレークする。ジョコビッチに第9ゲームでブレークバックを許すも、終盤は終始アルカラスが有利に試合を運び、最終12ゲームではラブゲームのブレーク。アルカラスが7-5で第2セットを奪い返した。
第3セットは試合が大きく動き、第2ゲームの最終ポイントでアルカラスが右足を負傷。第3ゲームを治療に当てる形となって失い、その後はジョコビッチが第7ゲームまでを連取。セットカウント2-1となる。
第4セットでもアルカラスの足は回復せず、ジョコビッチのゲーム連取が続く。第6ゲームこそアルカラスがキープしたものの、5-1で迎えた第7ゲームをジョコビッチがキープして決着。
ジョコビッチが3-1で勝利を収め、歴代単独最多となる23度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。
ゲーム経過 |
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C.アルカラス |
N.ジョコビッチ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第4セット総評
第1ゲームはジョコビッチが2本のブレークポイントをセーブしてキープ。第2ゲームはジョコビッチがリターンエースを奪ってブレーク。第3ゲームはジョコビッチが2本のウィナーを決めてキープ。第4ゲームはアルカラスのダブルフォルトもあり、ジョコビッチがブレーク。第5ゲームはデュースとなるもジョコビッチがキープ。第6ゲームはアルカラスが粘り、このセット最初のキープ。第7ゲームをサービング・フォー・ザ・マッチで迎えたジョコビッチは、ここもしっかりとポイントを先行させてキープ。ジョコビッチが2年ぶり7度目の決勝進出を決めた。