全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
I.シフィオンテク (1)ポーランド |
6 | 6 | 2 | |
C.ガウフ (3)アメリカ |
2 | 4 | 0 |
シフィオンテクが3年連続の決勝へ進出
戦評
全仏オープン(フランス・パリ/5月26日~6月9日/クレイ)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク1位のイガ シフィオンテク(ポーランド)と、同3位のココ ガウフ(アメリカ)が対戦。シフィオンテクが6-2、6-4のストレートでガウフに勝利。3年連続4度目となる全仏決勝へと駒を進めた。
第1セットはガウフの立ち上がりを攻めたシフィオンテクが早々とブレーク。第2、第4ゲームではガウフがブレークポイントを迎えるも、ここはシフィオンテクがしっかりとセーブ。直後の第5ゲームではシフィオンテクに再びチャンスが訪れて2ブレークアップ。ミスの少ないテニスで大きなリードを手にしたシフィオンテクが第1セットを先取した。
第2セットはガウフが先に試合を動かし、第4ゲームをデュースの末にブレーク。しかし直後の第5ゲームではシフィオンテクがリターンエースで作ったチャンスをものにしてブレークバック。勢いに乗ったシフィオンテクは、第7ゲームでガウフのミスを見逃さずラブゲームでのブレーク。第8ゲームもキープしたシフィオンテクはこれで4ゲームを連取。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでガウフが反撃を見せるも、しのぎきったシフィオンテク。第2セットも獲得し、全仏3連覇に王手をかけた。
ゲーム経過 |
---|
I.シフィオンテク |
C.ガウフ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはガウフが2本のダブルフォルトを喫しながらも、2本のサービスエースを決めてキープ。第2ゲームはシフィオンテクが0-15から4連続のポイントでキープ。第3ゲームはガウフがサービスエースと2本のウィナーでキープ。第4ゲームはシフィオンテクにエラーが多くなりガウフに反撃のチャンス。2本目のブレークポイントを決めきったガウフがリードを奪う。第5ゲームは劣勢だったガウフが30-30と追いつくも、ここからシフィオンテクが連続ポイントでブレークバック。第6ゲームはガウフが2本のウィナーで食らいつくも、シフィオンテクがキープ。
互いに3-3で迎えた第7ゲームは、ガウフにミスが重なってシフィオンテクに大きなチャンス。これを逃さずにシフィオンテクが1ブレークアップとする。第8ゲームはガウフが最初のポイントを奪うも、そこからシフィオンテクが4連続ポイントでキープ。第9ゲームはガウフが連続エラーでピンチを招きながらも、シフィオンテクのマッチポイント2本をしのぐ粘りを見せてキープ。第10ゲームはサービング・フォー・ザ・マッチで迎えたシフィオンテクがポイントを先行させ、ガウフもポイントを返すがあと一歩及ばず。2セットを連取したシフィオンテクが3年連続4度目の決勝進出を決めた。