07年に17歳でプロ転向。ツアー通算12勝を挙げ、14年の全米では準優勝。15年3月に自己最高の4位をマークし、16年のリオ五輪では日本テニス界96年ぶりとなる、銅メダルを獲得。しかし17年8月に右手首を痛めて長期離脱。およそ3年間守り続けたランキングトップ10圏内から陥落した。 復活を期した18年は1月のチャレンジャーツアーで復帰すると、ダラス大会で優勝。2月、ATPツアー復帰戦となったニューヨーク・オープンでベスト4。4月のモンテカルロ・マスターズでは準優勝に輝き、ウィンブルドンでベスト8。さらに全米はベスト4に進み、完全復活をアピール。19年はブリスベン国際で3年ぶりのツアー制覇を飾り、全豪、全仏、ウィンブルドンでベスト8。20年は右肘のケガや新型コロナウイルスへの感染を乗り越え、9月に復帰。21年の全仏で4回戦に進み、シティ・オープンでベスト4を果たした。 22年は左股関節痛のため、初めてシーズン全てのグランドスラムを欠場。ランキングは約12年6カ月ぶりにランク圏外となった。
23年はカリビアン・オープンで2年ぶりに復帰し、優勝。その後、チャレンジャーツアーに2大会に参戦し、アトランタ・オープンで8強入り。

2024/4/16更新