ツアー通算21勝を挙げた祖父、ハイメ・フィロルからラケットを授かり、テニスを始めたジェリーは14年にプロ転向。17年の全仏でグランドスラム初出場を果たし、18年の全仏ダブルスで8強。ウィンブルドンでシングルス初勝利を挙げた。
18年は単複ともに飛躍を遂げ、シングルスはブラジル・オープンで準優勝。ドイツテニス選手権、ゼネラリ・オープンと2週連続の4強。ダブルスはエクアドル・オープンでツアー初タイトル。前述の全仏8強に加え、全米でも8強入りした。
19年はリオ・オープンでダブルスを制覇。スウェーデン・オープンでツアーシングルス初優勝を飾り、自己最高の38位をマーク。21年はチャレンジャーツアーで単複合わせて4勝を挙げた。22年は全米で3年ぶりに本戦出場を果たした。また、チャレンジャーツアーのダブルスで優勝。23年は4年ぶりの出場となった全豪で、18年以来となるグランドスラムでの勝利を記録。その後はツアーで2勝を挙げる活躍を見せ、152位でスタートしたランキングを19位まで伸ばした。
24年はアルゼンチン・オープンとBNLイタリア国際で準優勝。チリ代表としてパリ五輪に初出場した。

2025/1/20更新