ATPファイナルズ
ATP Finals London,イギリス ハード（室内）
ゲームスコア
- 大会名
- ATPファイナルズ
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
|---|---|---|---|---|
D.ティエム オーストリア |
7 | 6 10 | 7 7 | 2 |
|
N.ジョコビッチ セルビア |
5 | 7 12 | 6 5 | 1 |
タイブレークを制したティエムが決勝進出！
戦評
ＡＴＰファイナルズ（イギリス・ロンドン／１１月１５日～１１月２２日／ハード）のシングルス準決勝。第１試合は、世界ランク３位のドミニク ティエム（オーストリア）と世界ランク１位のノバク ジョコビッチ（セルビア）が対戦。７－５、６－７（１０－１２）、７－６（７－５）のフルセットの末にティエムがジョコビッチに勝利。２年連続の決勝進出を決めた。
第１セットからサービスキープの応酬。第１１ゲームで迎えたわずかなチャンスをものにしたティエムがブレークに成功。第１セットを先取した。
第２セットも第１セットに続き、互いに譲らないサービスキープが続く。第１２ゲームではジョコビッチが２度のセットポイントを迎えるも、これをティエムがセーブ。第２セットはタイブレークへ突入する。互いに譲らない攻防の末、１２－１０でジョコビッチがタイブレークを制した。
第３セットも第２セットから続くサービスキープ合戦。互いにチャンスの無いまま２セット続けてのタイブレークへ。ジョコビッチが４連続ポイントをあげるも、ティエムが６連続ポイントで大逆転。第３セットを制して３時間に迫る熱戦に終止符を打った。
ティエムは２年連続のファイナルズ決勝進出をキャリア通算３００勝のメモリアルで達成した。
| ゲーム経過 |
|---|
|
D.ティエム |
|
N.ジョコビッチ |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第3セット総評
このセットも互いのキープ合戦。デュースとなったのは第８ゲームのみ。互いにブレークポイントを迎えることもなく、ゲームカウント６－６となり第２セットに続くタイブレークとなる。ジョコビッチのミニブレークから始まると、そこから４連続のポイント。リードを奪われたティエムだったが、サービスエースで１ポイントを返すと、そこから破竹の勢いで６連続ポイント。一気にマッチポイントを迎える。ジョコビッチもサービスエースで６－５と盛り返すが、最後はジョコビッチのフォアハンドがアウトとなり、ティエムが第３セットを獲得。大接戦を制し、２年連続となる決勝進出を決めた。