ウィンブルドン
Grand Slams London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
E.リバキナ (17)カザフスタン |
3 | 6 | 6 | 2 |
O.ジャバー (3)チュニジア |
6 | 2 | 2 | 1 |
リバキナが逆転勝ちで初のグランドスラム制覇!
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/芝)の女子シングルス決勝は、世界ランク23位のエレーナ リバキナ(カザフスタン)と、同2位のオンス ジャバー(チュニジア)が対戦。リバキナが3-6、6-2、6-2の逆転でジャバーに勝利。カザフスタン選手として初となるグランドスラム制覇を果たした。
第1セットはリバキナのショットが安定せず、ジャバーが有利に試合を展開。第3ゲームをブレークしたジャバーはその後も攻撃的なテニスで自身のサービスを難なくキープ。第9ゲームでリバキナのミスから2度目のブレークに成功し、ジャバーが第1セットを先取した。
第2セットは第1ゲームからリバキナが有利をつかんで1ブレークアップ。第4ゲームでピンチをしのいだリバキナは、直後の第5ゲームで再びのブレーク。その後はジャバーに反撃のチャンスを与えず、第2セットを奪取した。
最終第3セットもリバキナが先行する展開。第1ゲームを早々にブレークすると、その後は互いにサービスをキープ。第6ゲームで0-40と大ピンチを背負ったリバキナだったが、怒涛の5連続ポイントでジャバーの反撃を食い止める。すると直後の第7ゲームでは、リバキナが僅かなチャンスをものにして2ブレークアップ。続く第8ゲームをサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えたリバキナは、ダブルフォルトを喫しながらもサービスキープ。
逆転で勝利を収めたリバキナが自身初のグランドスラム制覇を果たし、自国のテニス史にその名を刻んだ。
ゲーム経過 |
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E.リバキナ |
O.ジャバー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはリバキナが3本のウィナーを奪って幸先よくブレーク。第2ゲームはサービスエースに加え、フットワークでも見せたリバキナがキープ。第3ゲームは4連続ポイントでジャバーがキープ。第4ゲームはサービスでポイントを重ねたリバキナがキープ。第5ゲームは0-15から4連続ポイントでジャバーがキープ。第6ゲームは0-40からリバキナが5連続ポイントで逆転のキープ。
リバキナの4-2で迎えた第7ゲームはジャバーが2本のウィナーを決めるも、それを上回ったリバキナが2度目のブレーク。第8ゲームはジャバーが15-30とリードするも、そこから3連続のエラー。このゲームをキープしたリバキナが6-2で第3セットを獲得し、セットカウント2-1の逆転でグランドスラム初優勝を決めた。