全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
E.リバキナ (22)カザフスタン |
7 7 | 6 | 2 | |
V.アザレンカ (24)
|
6 4 | 3 | 0 |
リバキナが初の全豪決勝へ!
戦評
全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/1月16日~1月29日/ハード)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク25位のエレーナ リバキナ(カザフスタン)と、同24位のビクトリア アザレンカが対戦。リバキナが7-6(7-4)、6-3のストレートでアザレンカを破り、初の全豪決勝の舞台へ駒を進めた。
第1セットは第5ゲームに試合が動く。アザレンカが相手の強烈なサービスをしっかりとリターンし、ブレークチャンスを迎える。最後はネットプレイを制し、アザレンカが先にリードを奪う。直後の第6ゲームでは、リバキナが深いショットで相手のミスを誘ってチャンスを迎えると、攻めのテニスで上回り、リバキナがすぐさまブレークバックに成功した。その後第8ゲーム、第9ゲームでも互いにブレークを奪い合い、決め手を欠いてタイブレークに突入。リバキナの3-2で迎えた場面では、アザレンカが痛恨のダブルフォルト。リバキナはこのリードを保ち、5-4の場面でもアザレンカはミスの修正が効かずに連続アンフォースドエラー。リバキナがタイブレークを制して第1セットを先取。
第2セットは第3ゲームでリバキナがリターンエースを決め、ポイント先行。アザレンカは相手の深いリターンに対応できず、リバキナがラブゲームでブレークを奪う。アザレンカは再三ピンチを迎えるも、苦しみながらセーブする展開。第7ゲームではアザレンカの連続ダブルフォルトから、リバキナの深い位置へのフォアハンドウィナーでブレークポイント。ここもしのぎたいアザレンカだったが、ショットは大きくロングとなり、リバキナが2ブレークアップとした。リバキナのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームではアザレンカはブレークを奪って望みを繋ぐも、直後の第9ゲームでは、リバキナがプレッシャーをかけてマッチポイントを迎える。最後はアザレンカのショットがネットにかかり、熱戦に終止符。リバキナがストレート勝利で、自身2つ目のグランドスラムタイトルへ王手をかけた。
ゲーム経過 |
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E.リバキナ |
V.アザレンカ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはアザレンカにミスが重なり、リバキナにブレークポイントを握られる。アザレンカはフォアハンドウィナーでデュースに持ち込むと、最後はこのゲーム2本目のサービスエースでかわし、キープ。その後第3ゲームでは、リバキナがリターンエースでポイント先行。アザレンカは相手の深いリターンに対応できず、リバキナがラブゲームでブレークを奪った。第5ゲームではアザレンカの3連続アンフォースドエラーで、リバキナがダブルのブレークポイントを握る。しかしリバキナが決めきれず、デュースへ。2度のデュースの末、アザレンカが苦しみながらもキープ。第7ゲームではアザレンカが連続ダブルフォルトを喫すると、リバキナの深い位置へのフォアハンドウィナーでブレークポイントを握る。しのぎたいアザレンカだったが、ショットが大きくロングとなり、リバキナが2ブレークアップとした。リバキナのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームは、アザレンカがポイント先行すると、15ー30の場面でリバキナがダブルフォルト。アザレンカはファーストサービスを決めきれない相手の隙を突き、最後はリターンエースでブレーク。直後の第9ゲームは、リバキナが深い位置へのリターンでプレッシャーをかけ、0-40とマッチポイントを迎える。最後はアザレンカのショットがネットにかかり、リバキナがストレート勝利で決勝進出を決めた。