スピンの効いた高いバウンドボールのストロークを武器としつつ、巧みなラケットタッチでボレーやドロップショットも効果的に繰り出す。15年のリオ・オープン準決勝、バルセロナ・オープン3回戦でナダルを破っているように、クレイコートが得意。ツアーシングルス通算9勝のうち8勝をクレイで挙げている。
18年はツアー3勝。アビエルト・メキシコ・ミフェルでハードサーフェス初優勝を果たすと、19年はモンテカルロ・マスターズを制覇。全仏で2年続けて4回戦に進み、自己最高の9位をマーク。21年は全豪で2年連続の4回戦進出。モンテカルロ・マスターズは単複でベスト8。22年はダブルスで全豪ベスト8進出。7月のクロアチア・オープンで11年ぶりの優勝を飾り、ダブルスツアー7勝目を挙げた。シングルスではハンブルク・オープンで優勝し、イタリア人として初のツアー通算400勝を達成した。23年はアルゼンチン・オープンのダブルスで優勝。シングルスではバレンシア・チャレンジャーで10年以来となるチャレンジャータイトルを獲得。全仏で2年ぶりに3回戦へ進んだ。
24年はオリンピックの4大会連続出場を逃すも、ウィンブルドンで3年ぶりに3回戦へ進出。チャレンジャーツアーで1勝を挙げた。

2025/1/20更新