全米オープン（米国・ニューヨーク／８月２７日～９月９日／ハード）の女子シングルス準決勝で、今大会第２０シードの大坂なおみ（日清食品）は、第１４シードのマディソン・キーズ（アメリカ）と対戦する。ＷＴＡツアーにおける両者の対戦は、今年の全仏を含めて過去３度あり、いずれもキーズが大坂を下している。全米での対戦は２年ぶり。この時は３回戦で顔を合わせ、キーズがセットカウント２－１（７－５，４－６，７－６）で辛くも勝利している。大坂は準々決勝を振り返り、「ビジネスを終えた感じ。集中しすぎて喜べなかった」と、全米での日本女子シングルス初の４強入りにも驚くほどクール。次なる夢の扉、日本女子シングルス、グランドスラム初の決勝進出へ期待が高まる。一方のキーズは昨年の全米で準優勝、グランドスラム初制覇を目前で逃しており、この一戦へのたぎる思いは想像に難くない。決勝進出を懸けた一戦は大会１１日目、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター（アーサー・アッシュ・スタジアム／センターコート）のナイトセッション第２試合で行われる。