WTAファイナルズ
WTA Finals Kallang,シンガポール ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- WTAファイナルズ
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
K.ベルテンス オランダ |
5 | 7 7 | 4 | 1 |
E.スビトリナ ウクライナ |
7 | 6 5 | 6 | 2 |
第3セットはスビトリナが6-4で制し、決勝進出!
戦評
WTAファイナルズ(シンガポール・カラン/10月21日~28日/ハード)のシングルス準決勝は、世界ランク9位のキキ・ベルテンス(オランダ)と世界ランク7位のエリナ・スビトリナ(ウクライナ)が対戦。スビトリナが7-5、6-7(5-7)、6-4のセットカウント2-1でベルテンスを破り、初の決勝進出を決めた。
第1セットから激しいストローク戦を繰り広げる両者。第4ゲームでスビトリナがブレークすれば、第5ゲームでベルテンスがブレークバック。スビトリナは全身を使う小気味良いフォアハンド、ベルテンスは強打に絶妙なバックハンドドロップを織り交ぜる。迎えた第12ゲームをスビトリナがブレーク、最後はベルテンスがダブルフォルトを犯し、ラケットを叩きつけて悔しがった。
第2セットはベルテンスのペース。高精度のサーブからウィナーを重ねていく。しかし、第10ゲームで40-0から逆転でのブレークを許し、タイブレークに突入。それでもベルテンスが4連続ポイントで優位に立ち、7-5でタイブレークを制した。
第3セットは3ゲーム続けて互いにブレークする激しい展開。しかし第4ゲーム以降は落ち着いた流れに。ベルテンスの積極的なテニスを、スビトリナが機動力で揺さぶり、ミスを誘う。第10ゲームは22本のラリーも記録する熱戦になったが、スビトリナが競り勝った。試合時間は2時間38分。
スビトリナは決勝で、スローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
ゲーム経過 |
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K.ベルテンス |
E.スビトリナ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
ベルテンスのサービスで始まった第1ゲーム。ニューボールを手にしたが、スビトリナがフォアハンドでのダウンザラインを決め、見事にブレーク。第2ゲームは8度のデュースを数える、10分超の大熱戦。ベルテンスが制して、すぐさまブレークバック。ところが第3ゲームは、スビトリナがブレークする。以降は互いのサービスゲームをキープする展開となり、迎えた第10ゲーム。スビトリナはサービング・フォー・ザ・マッチとなったこのゲームを、2度のデュースの末にキープ。6-4で第3セットを奪い、決勝への扉を開いた。