エルステバンク・オープン
ATP500 Vienna,オーストリア ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- エルステバンク・オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (5)日本 |
6 | 6 | 2 | |
M.ククシュキン カザフスタン |
4 | 3 | 0 |
錦織が6-4、6-3で快勝し、決勝進出!
戦評
エルステバンク・オープン(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月22日~10月28日/ハード)のシングルス準決勝で、第5シードで世界ランク11位の錦織圭(日本・日清食品)と、世界ランク71位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)が対戦。セットカウント2-0(6-4、6-3)で錦織がククシュキンにストレート勝ちを収め、決勝へ駒を進めた。
第1セットは両者互いに譲らず、サービスキープが続く展開。先にブレークのチャンスを得たのは錦織だったが、ククシュキンが執念を見せてブレークを許さない。その後もキープ合戦となって迎えた第10ゲーム。ククシュキンのサービスキープまであと1ポイントという状況から巻き返し、錦織がこの試合初のブレーク。6-4で第1セットを先取した。第2セットは第2ゲームをラブゲームでブレークした錦織が最後まで主導権を握った。要所でライン際やオープンコートへのショットが決まり、ククシュキンに対して6試合連続となるストレート勝ちで決勝進出を決めた。試合時間は1時間29分。
錦織は決勝で、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
M.ククシュキン |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第2セットは錦織が優位に試合を進めた。第1ゲームでは40-0から巻き返されてブレークポイントを与えるが、この試合はじめてのピンチも見事に立て直してキープ。すると続く第2ゲームは強烈なリターンエースも決まり、ラブゲームでブレークに成功。第3ゲームをしっかりとキープして3ゲーム連取とした。以降は互いにキープが続き、錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲーム。サービスエースを2本決めて40-30としマッチポイントを握ると、最後は今日好調だったバックハンドからのダウン・ザ・ラインが見事に決まり、ストレート勝ちを収めた。