WTAファイナルズ
WTA Finals Kallang,シンガポール ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- WTAファイナルズ
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
S.スティーブンス アメリカ |
6 | 2 | 2 | 1 |
E.スビトリナ ウクライナ |
3 | 6 | 6 | 2 |
ワンセットダウンからの逆転劇!スビトリナがWTAファイナルズ初優勝!
戦評
WTAファイナルズ(シンガポール・カラン/10月21日~28日/ハード)のシングルス決勝は、世界ランク6位のスローン・スティーブンス(アメリカ)と世界ランク7位のエリナ・スビトリナ(ウクライナ)が対戦し、セットカウント2-1(3-6、6-2、6-2)の逆転劇でスビトリナが初優勝を飾った。
第1セット、ファイナルズ初出場で初優勝を狙うスティーブンスが先にブレーク成功。その後は両者が粘り強いラリーを展開。スビトリナもブレークチャンスは掴むものの決めきれず、互いのキープが続きゲームカウント6-3でスティーブンスがワンセットアップとする。
続く第2セットも、序盤から両者の見ごたえあるラリーが展開。第4ゲーム、第5ゲームで互いにブレークすると、第6ゲームでスビトリナが再びブレークに成功。そこから連続でゲームを奪い、ゲームカウント6-2で第2セットを奪取。優勝の行方はファイナルセットへ。
勝負のファイナルセット。ここでも10分近い長いゲームを重ねる両者。連戦の疲れもあったか次第にスティーブンスのフットワークが遅れだす。第2ゲームでスビトリナが先にブレークアップし、一旦リードし優勢に。しかしスティーブンスも意地を見せ、第5ゲームでブレークバックし大きく吠える。しかし冷静にリターンを重ねるスビトリナが第6ゲームで再びブレークアップを果たし、次のサービスゲームをキープし勝負の第8ゲームへ。30-40で迎えたチャンピオンシップ・ポイントで、スティーブンスのリターンがアウトし勝負あり。2018シーズンのWTAファイナルズはスビトリナが見事な逆転劇で制した。試合時間は2時間23分だった。
ゲーム経過 |
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S.スティーブンス |
E.スビトリナ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
スティーブンスのサービスで始まった第1セットは、第2ゲームでスティーブンスがラブゲームでブレークに成功し1ブレークアップの展開。続く第3ゲームでスビトリナは2度のブレークポイントを握るも、モノにすることが出来ず3ゲーム連取を許してしまった。第4ゲームではスビトリナが長いラリーを制し待望のキープ。ゲームカウントを3-1とした。その後、第6ゲームでスビトリナのフォアのミスが目立ち、スティーブンスがトリプルのブレークポイントを握るも、スビトリナがここから5連続ポイント。なんとかしのいでキープすると、続く第7ゲーム、再びブレークのチャンス。しかしスティーブンスの深いショットに苦戦しブレークバックに失敗。そしてゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームがスティーブンスのサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここをスティーブンスが難なくキープし、ゲームカウント6-3で第1セットを先取した。このセットを46分で終える。