ドバイDuty Freeテニス選手権
ATP500 Dubai,アラブ首長国連邦 ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- ドバイDuty Freeテニス選手権
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (1)日本 |
5 | 7 | 2 | 1 |
H.フルカチュ ポーランド |
7 | 5 | 6 | 2 |
フルカチが錦織を下し、準々決勝進出
戦評
ドバイDuty Freeテニス選手権(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハード)のシングルス2回戦は、第1シードで世界ランク6位の錦織圭(日清食品)と世界ランク77位のフベルト・フルカチ(ポーランド)が対戦。フルカチが7-5、5-7、6-2のセットカウント2-1で錦織を下し、準々決勝へ駒を進めた。
第1セットは、第8ゲームまで互いのサービスゲームをキープする展開。フルカチは200キロを超える高速サービスと強烈なフォアハンドでポイントを重ね、錦織はバックハンドを主体にしたストロークでラリーを制する。第9ゲーム、錦織は高い対応力を見せてブレークするも、第10ゲームでバックハンドのミスを連発し、ブレークバックを献上。さらに第12ゲームではラブゲームでのブレークを許し、フルカチがこのセットを先取する。
第2セットの序盤は錦織のペース。第1ゲームから4ゲーム連続で制し、完全に主導権を握ったかに思われたが、第8ゲームで流れが一変。ミスで次々とポイントを失い、5度のデュースの末にブレークを許す。流れを手にしたフルカチは第10ゲームでもブレークを果たす。しかし錦織は続く第11ゲームをブレークし、窮地を脱すると、第12ゲームを制してファイナルセットへと希望をつなげる。
ファイナルセットは第4ゲームでフルカチがブレーク、ダブルフォルトからつかんだチャンスを生かした。錦織は思い通りにならないストロークを強いられ、コートに苛立ちの声が響く。迎えた第8ゲーム、フルカチはバックハンドでの鮮やかなダウンザラインに続き、リターンエースも飛び出してブレーク成功。2時間3分の熱戦に幕を下ろした。錦織は勝負どころでのミスが響き、2回戦で姿を消した。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
H.フルカチュ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
第1ゲームはフルカチが高速サービスを軸にキープ。第2ゲームは錦織がサービスに変化をつけ、ラブゲームでキープ。第3ゲームは錦織がデュースに持ち込むもフルカチが力で押し切り、キープ。
第4ゲームは錦織が再びのラブゲームキープ。第5ゲームは錦織がダブルのブレークポイントを握るも、フルカチが4連続ポイントでキープ。第6ゲームは錦織が三たびラブゲームでキープ。
第7ゲームはフルカチのサービスが目立ち、キープ。第8ゲームは錦織がまたしてもラブゲームでキープ。迎えた第9ゲーム、錦織はバックハンドストロークで応戦し、ブレークに成功。
しかし、錦織は第10ゲームでファーストサービスの精度を欠き、ブレークバックを許す。第11ゲームはフルカチのフォアハンドがうなり、キープした。第12ゲーム、錦織はダブルフォルトで勢いを失い、フルカチがラブゲームでブレーク。ゲームカウント7-5でフルカチが第1セットを先取した。