ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ (1)セルビア |
7 7 | 1 | 7 7 | 4 | 13 7 | 3 |
R.フェデラー (2)スイス |
6 5 | 6 | 6 4 | 6 | 12 3 | 2 |
最終セットのタイブレークを制したジョコビッチが5度目のウィンブルドン制覇!
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/7月1日~7月14日/芝)の男子シングルス決勝で、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が対戦。セットカウント3-2(7-6、1-6、7-6、4-6、13-12)のフルセットでジョコビッチがフェデラーに勝利。5度目のウィンブルドン制覇を果たした。
フェデラーは強力なサービスからの早い攻めを見せ、ジョコビッチは高い守備力とミスの少ないテニスでチャンスを探る。
第1セットは互いにサービスをキープ。フェデラーが1度はブレークのチャンスを作るもジョコビッチがセーブ。6-6となってタイブレークに突入、ジョコビッチが第1セットを先取。
第2セットはフェデラーが3度のブレーク。ジョコビッチのサービスキープを1度しか許さず、わずか25分で第2セットを取り返す。
第3セットはまたもサービスキープが続く展開に。またも6-6となり、この試合2度目となるタイブレークに突入。終始リードを守ったジョコビッチが第3セットを獲得、優勝に王手をかける。
第4セットはフェデラーが2ブレークアップとリード。ジョコビッチにこの試合初となるブレークを許すも、そのまま逃げ切ってセットカウントを2-2とする。
第5セットは歴史に残る接戦となった。第12ゲームを終わって6-6と決着がつかず、第15ゲームをフェデラーがブレークし、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えるも、第16ゲームでジョコビッチにブレークバックを許す。そのまま12-12となってタイブレークに突入。最後はこの日3度目となるタイブレークを制したジョコビッチが勝利を決め、5時間に迫る熱戦に終止符を打った。
ジョコビッチは2年連続5度目となるウィンブルドン制覇。フェデラーは歴代最多を更新する9度目の優勝とはならなかった。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
R.フェデラー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームからフェデラーがブレークポイントを握る。そのままブレークに成功したフェデラーはそのまま第2ゲームをキープし、続く第3ゲームで2度目のブレーク。さらに第4ゲームもキープと、立ち上がりから4ゲーム連取で大きなリードを作った。ジョコビッチは第5ゲームをなんとかキープするも、第7ゲームでは3度目のブレークを許してしまう。第2セットは6-1でフェデラーが獲得。