全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ (1)セルビア |
0 | 2 | 5 | 0 | ||
R.ナダル (2)スペイン |
6 | 6 | 7 | 3 |
ナダルが全仏通算100勝、13度目の優勝を決めた!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレイ)男子シングルスの決勝戦で、世界ランク1位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と同2位のラファエル ナダル(スペイン)が対戦。ナダルが6-0、6-2、7-5のセットカウント3-0でジョコビッチに勝利。全試合ストレート勝ちで通算13度目となる優勝を決めた。
立ち上がりはジョコビッチのファーストサービスが決まらず、サービスキープに苦しむ中でナダルが次々とブレークを決める。さらにナダルの抜群の守備力とスピンの効いたショットに押されたジョコビッチはエラーを連発。第1セットで13本のエラーを記録したジョコビッチに対してナダルはわずか2本。6-0で第1セットを先取したのはナダル。
第2セットは第1ゲームをキープしたジョコビッチだが、傾いた流れを変えることはできず、ナダルが第2ゲームから5ゲームを連取してジョコビッチを圧倒。セットカウント2-0と優勝に王手をかける。
第3セットもナダルが先行するが、直後にジョコビッチがこの試合初のブレークで取り返す。ショットの精度が上がってきたジョコビッチは、サービスからの速攻も織り交ぜて簡単にはポイントを与えない。しかし第11ゲーム、30-40とナダルがブレークポイントを迎えた場面でジョコビッチが痛恨のダブルフォルト。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第12ゲームを40-0としたナダルは、最後のポイントをサービスエースで決め、セットカウント3-0で勝利を収めた。
全仏オープン4連覇、13度目の優勝を通算100勝目で達成したナダル。これが20度目のグランドスラム制覇となり、フェデラーに並ぶ歴代1位の数字となった。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
R.ナダル |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲーム、第2ゲームは互いにサービスキープ。第3ゲームではナダルがブレークポイントを握るもジョコビッチがキープ。第4ゲームをナダルがキープすると、第5ゲームはジョコビッチが3本のエラーでピンチを招き、ナダルがラブゲームでブレーク。しかし直後の第6ゲームでジョコビッチが初のブレークで追いつく。第7、第8ゲームは互いにキープし、ゲームカウントは4-4。第9ゲームでナダルがブレークポイントを迎えるがジョコビッチがキープ。第10ゲームをナダルがキープすると、第11ゲームでジョコビッチのダブルフォルトからブレーク。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第12ゲームをナダルがキープして第3セットも獲得。3-0のストレートで優勝を決めた。