全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
E.ラドゥカヌ イギリス |
6 | 6 | 2 | |
L.フェルナンデス カナダ |
4 | 3 | 0 |
ラドゥカヌが予選から全試合ストレート勝ちの快挙!
戦評
全米オープン(グランドスラム/アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハード)の女子シングルス決勝で、世界ランキング150位のエマ ラドゥカヌ(イギリス)と、同73位のレイラ フェルナンデス(カナダ)が対戦。ラドゥカヌが6-4、6-3のストレートでフェルナンデスに勝利し、イギリス人女子として実に44年ぶりとなるグランドスラム制覇を果たした。
第1セットは一進一退の展開。ロングゲームとなった第2、第3ゲームを互いにブレーク。その後は安定したサービスキープを続けるが、第10ゲームでリターンエースからチャンスを作ったラドゥカヌがデュースの末にブレーク。終盤のチャンスをつかんだラドゥカヌが第1セットを獲得した。
第2セットはフェルナンデスが先にブレークを奪うも、直後にラドゥカヌがブレークバック。勢いに乗ったラドゥカヌはそこから第6ゲームをブレークするなど4ゲームを連取して優勝に王手をかける。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで迎えた第9ゲームでは膝を負傷するアクシデントもあったが、それを乗り越えて熱戦に終止符。
グランドスラムでは史上初となる予選からの全試合でストレート勝ちを収め、自身初のタイトルを全米オープンという大舞台で手にした。
ゲーム経過 |
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E.ラドゥカヌ |
L.フェルナンデス |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはラドゥカヌがサービスエースを奪ってキープ。第2ゲームはフェルナンデスが0-40からの5連続ポイントでキープ。第3ゲームはデュースの末にフェルナンデスがブレーク。第4ゲームは2本のリターンエースを奪ったラドゥカヌがブレークバック。第5ゲームは30-30からサービスでの連続ポイントを挙げたラドゥカヌがキープ。第6ゲームはラドゥカヌが3本のウィナーを奪ってブレーク。
ラドゥカヌの4-2で迎えた第7ゲームは、サービスでポイントを挙げたラドゥカヌがキープ。第8ゲームはフェルナンデスが劣勢からの逆転でキープ。第9ゲームはピンチを迎えたところでラドゥカヌにアクシデント。膝の治療を受けた後、2本のブレークポイントをセーブし、最後はサービスエースで決着。
10代同士の対決を制したラドゥカヌがストレートで優勝を決めた。