全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
R.ナダル (6)スペイン |
2 | 6 5 | 6 | 6 | 7 | 3 |
D.メドベージェフ (2)
|
6 | 7 7 | 4 | 4 | 5 | 2 |
激闘を制したナダルが13年ぶり2度目の全豪制覇!
戦評
全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/1月17日~30日/ハード)の男子シングルス決勝。世界ランキング5位のラファエル ナダル(スペイン)と、同2位のダニル メドベージェフ(ロシア)が対戦。ナダルが2-6、6-7(5-7)、6-4、6-4、7-5でメドベージェフに逆転勝利。13年ぶり2度目の全豪制覇を果たした。
第1セットはメドベージェフが有利に展開。2つのブレークを含む5ゲームを連取して第1セットを先取した。
第2セットはナダルが先行するも、メドベージェフがそれに食らいつく。タイブレークに持ち込んだメドベージェフがこのセットも獲得し、優勝に王手をかける。
第3セットは一進一退。互いにサービスキープを続ける展開となるが、終盤の第9ゲームでナダルがリードを奪う。そのまま第10ゲームをキープして第3セットを奪取し、ナダルが反撃の狼煙を上げる。
第4セットはナダルが2度のブレーク。リードを奪って有利に試合を進め、終盤のピンチもしのぎきる。ナダルがセットカウントを2-2とし、勝負の行方は最終セットへ。
第5セットはまさに死闘。中盤にリードを奪ったナダルがそのまま勝利するかと思われたが、土壇場の第10ゲームにメドベージェフがブレークバック。それでもナダルは直後に執念のブレークを果たし、この最終セットも制した。
2セットダウンからの劇的な逆転勝利で2度目の全豪優勝を果たしたナダルは、歴代単独最多となる21度目のグランドスラム優勝と、ダブルキャリア・グランドスラム達成という2つの快挙を成し遂げた。
ゲーム経過 |
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R.ナダル |
D.メドベージェフ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第5セット総評
第1ゲームは3本のサービスエースを決めたメドベージェフがキープ。第2ゲームは一進一退ながらもナダルがキープ。第3ゲームは2本のウィナーとサービスエースでメドベージェフがラブゲームでキープ。第4ゲームはナダルがラブゲームでキープ。第5ゲームはデュースの末にナダルがブレーク。第6ゲームは13分を超える熱戦となり、ナダルが3本のブレークポイントをしのいでキープ。
ナダルの4-2で迎えた第7ゲームは、サービスエースを決めたメドベージェフがラブゲームでキープ。第8ゲームは2本のフォアハンドウィナーを決めたナダルがキープ。第9ゲームはダブルフォルトを喫しながらもメドベージェフがキープ。第10ゲームはダブルフォルトからチャンスを迎えたメドベージェフが土壇場でブレークバック。第11ゲームは3度チャンスを得たナダルが再びのブレーク。第12ゲームは確実にポイントを重ねたナダルがラブゲームでキープ。7-5で最終セットを制し、13年ぶりの栄冠を手にした。