全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
I.シフィオンテク (1)ポーランド |
6 | 6 | 2 | |
C.ガウフ (18)アメリカ |
1 | 3 | 0 |
シフィオンテクが2年ぶり2度目の全仏制覇!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月22日~6月6日/クレイ)の女子シングルス決勝。世界ランク1位のイガ シフィオンテク(ポーランド)と、同23位のココ ガウフ(アメリカ)が対戦。シフィオンテクが6-1、6-3のストレートでガウフを破り、2年ぶり2度目の全仏制覇を果たした。
第1セットは硬さの残るガウフのミスを見逃さず、シフィオンテクがいきなりブレークを奪うと、第3ゲームでも深いショットで相手を苦しめて再びブレーク。シフィオンテクが序盤4ゲームを連取し、主導権を握る。第7ゲームでもシフィオンテクは角度をつけた2本のウィナーで相手を寄せ付けず。第1セットを6-1で先取した。
第2セットは第1ゲームでシフィオンテクにミスが目立ち、ガウフがブレークを奪う。しかし第4ゲームでシフィオンテクは、15-30とポイント先行。この場面でガウフが痛恨のダブルフォルトを喫し、シフィオンテクが一気にブレークバック。第6ゲームでもシフィオンテクのショットにガウフは苦戦。15-30からシフィオンテクがリターンエースを決めてチャンスを迎えると、そのままブレークに成功した。シフィオンテクは安定感抜群のテニスで相手を圧倒。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲームもしっかりとキープし、ストレートで勝利した。
シフィオンテクは2年ぶりに全仏女王の座に返り咲き、2月から6大会連続優勝。キャリア最長の連勝を「35」に伸ばした。
ゲーム経過 |
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I.シフィオンテク |
C.ガウフ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
第1ゲームはまだ硬さの残るガウフにミスが重なり、15-40とシフィオンテクにブレークチャンス。最後もガウフのショットはロングとなり、シフィオンテクがいきなりブレークを奪った。第2ゲームはガウフが2本のバックハンドウィナーでデュースに持ち込むも、シフィオンテクがサービスエース、フォアハンドウィナーでかわしてキープ。第3ゲームはシフィオンテクが深いショットで相手を苦しめ、再びブレークのチャンス。ガウフも粘りを見せたが、シフィオンテクが5本目のブレークポイントを沈め、2度目のブレーク。続く第4ゲームもシフィオンテクが難なくキープし、序盤4ゲームを連取した。
第5ゲームはガウフがここもデュークに持ち込まれる展開となるも、ミスを修正してこのセット初めてのキープ。第6ゲームはシフィオンテクが2本のフォアハンドウィナーを決めてキープ。第7ゲームはシフィオンテクが角度をつけた2本のウィナーで、15-40とセットポイントを迎える。ガウフは1ポイント返したものの、シフィオンテクが相手を寄せ付けずに3度目のブレーク。ゲームカウント6-1で第1セットを先取した。