ウィンブルドン
Grand Slams London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
O.ジャバー (3)チュニジア |
6 | 3 | 6 | 2 |
T.マリア ドイツ |
2 | 6 | 1 | 1 |
ジャバーが初のグランドスラム決勝へ!
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/芝)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク2位のオンス ジャバー(チュニジア)と、同103位のタチヤナ マリア(ドイツ)が対戦。ジャバーが6-2、3-6、6-1のセットカウント2-1でマリアを破り、チュニジア勢初となる、グランドスラム決勝の舞台へ駒を進めた。
第1セットは第1ゲームからデュースにもつれ込む展開。ここはマリアが3度のブレークポイントをしのいでキープすると、試合が動いたのは第3ゲーム。30-40と再びジャバーにブレークチャンスが訪れると、マリアがデュースの場面でダブルフォルト。ジャバーが一気にブレークを奪い、主導権を手にした。ジャバーは第7ゲームでもブレークに成功し、2ブレークアップとすると、サービング・フォー・ザ・セットとなった続く第8ゲームもラブゲームでキープ。ジャバーが第1セットを先取した。
第2セットも序盤は互いにミスが目立ち、デュースに持ち込んではしのぐ展開。迎えた第4ゲームで、マリアがこの試合初めてブレークポイントを握ると、このチャンスをモノにしてブレークを奪う。マリアは攻めてくるジャバーをかわし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをしっかりとキープ。第2セットを奪取した。
第3セットはジャバーが圧倒。第2ゲームで相手のミスを見逃さずにブレークを奪うと、一気に5ゲームを連取。マリアも第6ゲームはなんとかキープするも、ジャバーは相手を寄せ付けないテニスで決勝進出を決めた。
ゲーム経過 |
---|
O.ジャバー |
T.マリア |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはジャバーがバックハンドウィナーを決めて、ラブゲームでキープ。第2ゲームはマリアにダブルフォルトとミスショットが重なり、ジャバーがブレークポイントを握ると、最後はパッシングショットを決めきり、ブレークを奪った。第3ゲームはジャバーが難なくキープし、序盤3ゲームを連取。第4ゲームは30-30からジャバーがバックハンドウィナーを決めて再びブレークチャンスを迎える。しかしマリアも粘りを見せて3度のデュースにもつれ込むも、最後はマリアにミスが重なってジャバーがブレーク。第5ゲームは2本のウィナーを決めたジャバーがキープ。第6ゲームはマリアが2本のウィナーを決めて、キープ。ジャバーはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームでも相手を寄せ付けず。セットカウント2-1で決勝進出を決めた。