全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
C.ルード (5)ノルウェー |
4 | 6 | 6 1 | 3 | 1 | |
C.アルカラス (3)スペイン |
6 | 2 | 7 7 | 6 | 3 |
アルカラスがグランドスラム初優勝!
戦評
全米オープン(グランドスラム/アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月12日/ハード)の男子シングルス決勝は、世界ランク7位のキャスパー ルード(ノルウェー)と、同4位のカルロス アルカラス(スペイン)が対戦。アルカラスが6-4、2-6、7-6(7-1)、6-3でルードを破り、グランドスラム初優勝を果たした。
第1セットは互いに立ち上がりのブレークポイントをセーブして迎えた第3ゲームに、アルカラスがブレークに成功。直後に再びブレークポイントをセーブしたアルカラス。その後は互いにサービスキープを続け、アルカラスが6-4で第1セットを先取。
第2セットは互いにサービスキープで迎えた第6ゲームをルードがブレーク。さらに第8ゲームもブレークしたルードが、終盤の4ゲーム連取でセットカウントを1-1とする。
第3セットはブレークを奪い合い、6-6となってタイブレークに突入。ルードに4本のエラーがあり、アルカラスが7連続のポイント獲得。タイブレークを制したアルカラスがセットカウントを2-1とする。
第4セットは互いにチャンスを探る中、第6ゲームでのわずかなチャンスをモノにしたアルカラスが1ブレークアップ。優勝に王手をかけた第9ゲームでもアルカラスの勢いは衰えず、2本のサービスエースを奪い、最後はサービスポイントで決着。
19歳にしてグランドスラム初優勝を果たしたアルカラスは、2001年のヒューイット(オーストラリア)の記録を更新する、最年少での世界ランク1位を確定させた。
ゲーム経過 |
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C.ルード |
C.アルカラス |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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  |   |   |   |   |   |   | ||||||
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはアルカラスが0-40といきなりのチャンスを迎える。ルードが2本をセーブするも、3本目を決めたアルカラスがブレーク。第2ゲームはアルカラスが勢いのあるテニスでキープ。第3ゲームでもブレークポイントを背負ったルードだったが、ここは3連続ポイントでキープ。第4ゲームはアルカラスが2本のウィナーを奪いながらも3本のエラーを喫し、ルードがブレークバック。第5ゲームはルードが3本のウィナーを奪ってキープ。第6ゲームはアルカラスが積極的に攻めてキープ。
互いに3-3で迎えた第7ゲームは、ルードがポイントを先行させてキープ。第8ゲームはアルカラスが15-30からの3連続ポイントでキープ。第9ゲームはルードが17本を数えたロングラリーを制してキープ。第10ゲームはアルカラスが強烈なストロークでキープ。第11ゲームはルードがこの試合最初のサービスエースを決めてラブゲームキープ。第12ゲームは10分超えのロングゲームとなり、アルカラスが5度のデュースを制してキープ。
タイブレークではルードがファーストポイントをサービスエースで獲得。しかしそこからルードのミスもあってアルカラスが怒涛の7連続ポイント。タイブレークを制して優勝に王手をかけた。