全米オープン（グランドスラム／アメリカ・ニューヨーク／８月２８日～９月１０日／ハード）の女子シングルス決勝は、世界ランク６位のココ ガウフ（アメリカ）と、同２位のアリーナ サバレンカが対戦する。両者の対戦成績はガウフの３勝２敗。直近では３月のＢＮＰパリバ・オープン準々決勝で顔を合わせ、サバレンカがストレートで勝利を収めている。第６シードのガウフは今季ツアー３勝を挙げており、地元アメリカの期待を背負う新星。準決勝では中断を挟む難しい試合展開の中、大声援を味方にムホバ（チェコ）をストレートで下し、初の全米決勝に駒を進めた。悲願のグランドスラム制覇を母国で果たすことは出来るか。対する第２シードのサバレンカは今年の全豪女王。準決勝では相手のサービング・フォー・ザ・マッチからの大逆転劇で勝ち上がり、３度目の挑戦でこちらも初の決勝進出。今大会終了後に世界ランク１位が確定している新女王が、２度目のグランドスラム制覇を狙う。新たな歴史が刻まれる注目の決勝戦は、大会１３日目に行われる。