全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
M.キーズ (17)アメリカ |
6 | 6 1 | 6 5 | 1 |
A.サバレンカ (2)
|
0 | 7 7 | 7 10 | 2 |
サバレンカが逆転で初の決勝進出!
戦評
全米オープン(グランドスラム/アメリカ・ニューヨーク/8月28日~9月10日/ハード)の女子シングルス準決勝。第2試合は、世界ランク17位のマディソン キーズ(アメリカ)と、同2位のアリーナ サバレンカが対戦。サバレンカが0-6、7-6(7-1)、7-6(10-5)のフルセットでキーズを破り、自身初の全米決勝へ駒を進めた。
第1セットは立ち上がりにテンポをつかんだキーズが早々とブレーク。さらにそこからサバレンカに1度のキープも許さない6ゲーム連取。予想外の展開で第1セットはキーズが獲得。
第2セットはサバレンカが立て直して第1ゲームをキープするも、第3ゲームでキーズにブレークを許す。サバレンカは第4ゲームをブレークバックして反撃を見せたが、直後にキーズが再びのブレーク。そのまま試合は進み、キーズのサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第10ゲームをサバレンカが気迫のブレークバック。タイブレークではサバレンカの勢いが勝り、セットカウントは1-1となる。
第3セットは互いの持ち味が存分に発揮され、強烈なサービスとウィナーの応酬となる。中盤に一度はキーズがリードを奪うも、直後にサバレンカが追いつき、決着は10ポイント制のタイブレークへ。
タイブレークでは序盤に4連続ポイントを奪ったサバレンカが、このリードを譲らず終始有利に立ち回る。最後はキーズのリターンがわずかにロングとなって熱戦に終止符。1セットダウンからの逆転勝利を飾ったサバレンカが、3度目の挑戦で初の全米決勝へと進出した。
ゲーム経過 |
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M.キーズ |
A.サバレンカ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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  |   |   |   |   |   |   | ||||||
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはこのセット前に左足の治療を受けたキーズが、ブレークポイントをセーブしてキープ。第2ゲームは193キロのサービスエースを見せたサバレンカがキープ。第3ゲームはキーズが見事なバックハンドウィナーを奪ってキープ。第4ゲームはサバレンカがサービスでポイントを重ねてキープ。第5ゲームはキーズが4連続ポイントでキープ。第6ゲームはサバレンカがエラーを連発し、キーズが待望のブレークに成功する。
キーズの4-2で迎えた第7ゲームは、サバレンカが怒涛の攻勢を見せて15-0から4ポイントを連取してブレークバック。第8ゲームは自身のミスからピンチを招いたサバレンカだったが、デュースの末にキーズの猛攻をしのいでキープ。第9ゲームはキーズがサービスエースを奪ってキープ。第10ゲームはサバレンカがフォアハンドウィナーとサービスエースを決めてキープ。第11ゲームはキーズが早い攻撃でポイントを挙げてキープ。第12ゲームは2本のサービスエースを決めたサバレンカがラブゲームのキープ。
10点先取となった最終セットのタイブレークは、サバレンカが強烈なりターンで立ち上がりに2度のミニブレーク。キーズにミニブレークを1つ返されるも、さらにリードを広げる2つのミニブレーク。9-5となって最後はキーズのリターンがアウトとなり、サバレンカがタイブレークを獲得。3度目の挑戦で悲願の決勝進出を決めた。