全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
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ジョン チンウェン (12)中国 |
3 | 2 | 0 | |
A.サバレンカ (2)
|
6 | 6 | 2 |
サバレンカが全豪2連覇達成!
戦評
全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/1月14日~1月28日/ハード)の女子シングルス決勝。世界ランク15位のジョン チンウェン(中国)と、同2位のアリーナ サバレンカが対戦。サバレンカが6-3、6-2のストレートでジョン チンウェンに勝利し、2年連続2度目の全豪優勝を決めた。
第1セットはサバレンカが落ち着いた立ち上がりを見せた一方、ジョン チンウェンはやや精細さを欠く内容に。第2ゲームをブレークしたサバレンカは、第3ゲームの大ピンチを怒涛の5連続ポイントでセーブ。第8ゲームでもジョン チンウェンを追い込んだサバレンカだったが、ここは3本のサービスエースでしのがれる。それでも第9ゲームをキープし、第1セットを先取したのはサバレンカ。
第2セットも先行するのはサバレンカ。第1ゲームでジョン チンウェンが3本のダブルフォルトでブレークを献上すると、第5ゲームでは速攻を狙うジョン チンウェンがここでも痛恨のエラー。2ブレークアップと大きな有利を手にしたサバレンカは、第8ゲームでこそジョン チンウェンにブレークポイントを与えるも、渾身のサービスエースでピンチを脱し、最後はフォアハンドウィナーで決着。
1回戦からの7試合すべてをストレートで勝利したサバレンカ。圧倒的な強さを見せつけ、2年連続となる全豪女王の栄冠を手にした。
ゲーム経過 |
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ジョン チンウェン |
A.サバレンカ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはジョン チンウェンが30-0とリードするも、そこから3本のダブルフォルトを喫し、貰った形でサバレンカがブレークを奪う。第2ゲームはサバレンカがストローク戦で押し勝ってキープ。第3ゲームはジョン チンウェンがリードするも、サバレンカがリターンエースからの連続ポイントでデュースとする。それでも集中力を切らさなかったジョン チンウェンがここをキープ。第4ゲームはジョン チンウェンが好リターンを続けてポイントを奪うも、落ち着いて立ち回ったサバレンカがキープ。第5ゲームはジョン チンウェンが攻撃に変化をつけてポイントを挙げるも、2本のダブルフォルトでピンチを招く。チャンスを得たサバレンカは最後に巧さを見せて2つ目のブレークを手にする。第6ゲームはサバレンカが0-30からの4連続ポイントで逆転のキープ。
サバレンカの5-1で迎えた第7ゲームは、ジョン チンウェンが連続ウィナーで先行してキープ。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲームはサバレンカが40-0と大きくリードを奪ったが、ジョン チンウェンが粘りを見せる。3連続ポイントでデュースとなり、さらにはブレークポイントを迎える。それでもサービスエースでセーブし、再びデュースとしたサバレンカが3ポイントを連取。5度目のチャンピオンシップポイントをものにし、2年連続の全豪女王に輝いた。