ジュニア時代から頭角を現し、05年に17歳でプロ転向。08年にツアー初優勝、10年は全豪でベスト4に進出して、初のトップ10入りを果たした。以降はケガやドーピング規定違反の出場停止処分を受けるなど低迷するも、14年に完全復調。全米では決勝で錦織を破り、悲願のグランドスラム初優勝を手にした。
16年はウエスタン＆サザン・オープンでランキング2位のマリーを破り、マスターズ初優勝。17年のウィンブルドン、18年の全豪でそれぞれ初の決勝進出を果たすが、いずれもフェデラーに敗れ準優勝。それでもフィーバー・ツリー選手権を制して、11年連続のツアー優勝を達成した。
19年は全米で2年連続の4回戦、20年は全豪で3年連続の4回戦。21年はメルセデス・カップとサンクトペテルブルク・オープンを制して、ツアー通算20勝に到達した。22年は全仏で自身初のベスト4入りを果たし、約4年ぶりにグランドスラム準決勝に駒を進めた。テニス選手として数少ない4大大会すべてでベスト4入りを達成。
23年はマハラシュトラ・オープンで準々決勝に駒を進めるもケガにより棄権。7月のクロアチア・オープン・ウマグで復帰を果たした。武器はパワフルなサービスと、フラット系のストローク。

2024/4/13更新