パリ・マスターズ
ATP Masters 1000 Paris,フランス ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- パリ・マスターズ
- ラウンド
- 準々決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (10)日本 |
4 | 4 | 0 | |
R.フェデラー (3)スイス |
6 | 6 | 2 |
フェデラーが第2セットも制し、準決勝に進出!
戦評
パリ・マスターズ(ATPマスターズ1000/フランス・パリ/10月29日~11月4日/ハード)のシングルス準々決勝は、第10シードで世界ランク11位の錦織圭(日清食品)と、第3シードで世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)が対戦。フェデラーが6-4、6-4のセットカウント2-0で錦織を破り、今大会5年ぶりとなるベスト4進出を決めた。
第1セットの序盤は互いにミスが目立ったが、リターンエースやバックハンドで徐々にフェデラーのペースに。強打だけではなく、ネットプレーでも意のままにボールを動かす。ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲーム、フェデラーが遂にブレーク。第10ゲームは、30-0から錦織にブレークチャンスを与えるも、逆転でキープした。
第2セットは、フェデラーが第1ゲームからラブゲームでブレーク成功。続く第2ゲームもラブゲームでキープし、錦織を追いつめる。錦織は懸命に食らいつき、積極的に前へ出て流れを変えようと試みるが、ブレークには及ばない。フェデラーは第8ゲームに続き、第10ゲームもラブゲームでキープ。1時間19分の戦いを締めくくった。
フェデラーは準決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
R.フェデラー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
錦織のサービスでスタートした第1ゲームだったが、幸運なポイントもあり、フェデラーがラブゲームでブレーク。続く第2ゲームはフェデラーがラブゲームでキープ。随所に、観る者を唸らせる精密なショットを繰り出し、コートの雰囲気を自分の色に染めていく。対する錦織は積極的に前に出て粘り込みを図るが、ブレークには至らず。第4ゲームは3度のデュースも、フェデラーが渡さない。以降もサービスゲームをキープし続ける両者、いよいよ第10ゲームに入る。フェデラーはサービング・フォー・ザ・マッチとなった、このゲームをラブゲームでキープ。ゲームカウント6-4で4強入りを決めた。