全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
D.シュワルツマン (12)アルゼンチン |
3 | 3 | 6 0 | 0 | ||
R.ナダル (2)スペイン |
6 | 6 | 7 7 | 3 |
ナダルがストレート勝ち!決勝進出!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレイ)の男子シングルス準決勝。第1試合は第12シードのディエゴ シュワルツマン(アルゼンチン)と第2シードのラファエル ナダル(スペイン)が対戦。ナダルが6-3、6-3、7-6(7-0)のセットカウント3-0でシュワルツマンを破った。
第1セットは第1ゲームから激しいストローク戦。最多ラリー数28本、4度のデュースの末にナダルがキープすると、第2ゲームからはブレークの応酬。第4ゲームでナダルが1ブレークアップとすると、以降のサービスゲームは互いにキープ。ナダルが計16本のウィナーを奪い、このセットを制した。
第2セットは互いにラブゲームキープでスタート。しかし第3ゲームでナダルがブレークすると、第6ゲームは0-30からの逆転でキープ。続く第7ゲームも3度のブレークチャンスを迎えたが、ここはシュワルツマンがしのぐ。それでも流れは変わらず、ナダルが第9ゲームをブレーク。セットカウント2-0とする。
第3セットは第4ゲームでナダルにチャンス。シュワルツマンのストロークが次々と外れ、ラブゲームでのブレークに成功。しかし、第5ゲームはシュワルツマンが2度目のブレークポイントを生かしてブレークバック。ところが第6ゲームはナダルが主導権を握り、再びラブゲームでブレーク。粘るシュワルツマンは第7ゲームをブレークバック。激しい攻防が繰り広げられ、勝負の行方はタイブレークへ。
ウィナー2本で主導権を握ったナダルが終始圧倒。最後はシュワルツマンのバックハンドがネットにかかり、3時間9分の熱戦に終止符。赤土を知り尽くした34歳が、決勝へと駒を進めた。
ゲーム経過 |
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D.シュワルツマン |
R.ナダル |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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  |   |   |   |   |   |   | ||||||
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはナダルがサービスエースを決め、キープ。第2ゲームはシュワルツマンが180キロのサービスエースを決め、キープ。第3ゲームは21本のラリーを制したナダルがラブゲームでキープ。
第4ゲームはシュワルツマンのストロークが精度を欠き、ナダルがラブゲームでブレーク。第5ゲームはシュワルツマンが食らいつき、ブレークバック。第6ゲームはナダルが再びのラブゲームブレーク。
第7ゲームはシュワルツマンが3度目のデュースの末にブレーク。第8ゲームはシュワルツマンがキープ。第9ゲームはナダルがラブゲームでキープ。
第10ゲームはシュワルツマンが逆転でキープ。第11ゲームは4度のデュースの末に、ナダルがキープ。第12ゲームはシュワルツマンがキープし、タイブレークに突入する。
バックハンドウィナー、フォアハンドボレーで優位に立ったナダル。シュワルツマンに1ポイントも与えず、タイブレークを制し、3時間9分の熱戦に終止符を打った。