全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ (1)セルビア |
6 6 | 2 | 6 | 6 | 6 | 3 |
S.チチパス (5)ギリシャ |
7 8 | 6 | 3 | 2 | 4 | 2 |
フルセットを制したジョコビッチが2度目の全仏制覇!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレイ)の男子シングルス決勝。世界ランク1位のノバク ジョコビッチ(セルビア)と同5位のステファノス チチパス(ギリシャ)が対戦。ジョコビッチが6-7(6-8)、2-6、6-3、6-2、6-4のフルセットでチチパスに逆転勝利。16年以来となる、5年ぶり2度目の優勝を決めた。
晴天に恵まれた決勝戦の立ち上がり第1セットは一進一退。ジョコビッチが第11ゲームをブレークすると、直後にチチパスがブレークバック。タイブレークをわずかな差で制したチチパスが第1セットを先取。
勢いに乗ったチチパスは第2セットの第1ゲームを早々にブレークすると、第7ゲームで2度目のブレーク。わずか35分で第2セットも連取。
第3セットはジョコビッチに安定感が戻り、このセットはアンフォーストエラーがわずかに4本。さらにセカンドサービスで73%と驚異的なポイント獲得率でチチパスにチャンスを与えない。第4ゲームで奪ったリードを守りきって1セットを取り返す。
第4セットは完全にジョコビッチのペースとなり、立ち上がりから4ゲームを連取。その後もチチパスを完全に抑え込んでセットカウントを2-2とした。
第5セットもジョコビッチが先行。チチパスも必死に食らいつくが、ブレークバックのチャンスを得るに至らず。第10ゲームをキープしたジョコビッチが第5セットを獲得。
2セットダウンからの大逆転を見せたジョコビッチは2度目の全仏制覇を成し遂げ、ダブルのキャリア・グランドスラムを達成した。
ゲーム経過 |
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N.ジョコビッチ |
S.チチパス |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
第1ゲームはチチパスのダブルフォルトで始まり、2度のブレークポイントを背負ったが3連続のサービスエースを奪ったチチパスがキープ。第2ゲームはジョコビッチが余裕を持ったプレーでラブゲームキープ。第3ゲームはチチパスがサービスエースを奪ってキープ。第4ゲームはジョコビッチがドロップショットを決めてラブゲームキープ。第5ゲームは互いに2本のエラーがあったが、30-30からサービスエースを奪ったチチパスがキープ。第6ゲームはジョコビッチがサービスで圧倒してラブゲームキープ。
3ー3で迎えた第7ゲームは、チチパスがジョコビッチのドロップショットに対応してキープ。第8ゲームは2本のウィナーを奪ったジョコビッチがキープ。第9ゲームはサービスエースと3本のウィナーでチチパスがラブゲームキープ。第10ゲームはブレークポイントをセーブしたジョコビッチがキープ。第11ゲームは30-30からチチパスの連続エラーでジョコビッチがブレーク。第12ゲームはチチパスに0-40と大きなチャンスが訪れ、これを決めてブレークバック。
タイブレークはチチパスの4ポイント連取で始まり、ジョコビッチも盛り返したが最後はフォアがアウトとなってチチパスが第1セットを先取。