ウィンブルドン（グランドスラム／イギリス・ロンドン／６月２７日～７月１０日／芝）の男子シングルス決勝は、世界ランク３位のノバク ジョコビッチ（セルビア）と、同４０位のニック キリオス（オーストラリア）が対戦する。両者は１７年３月に２度の対戦歴があり、どちらもキリオスが勝利を収めている。ジョコビッチは準決勝で地元の大声援を受けたノーリー（イギリス）を破っての決勝進出。中止となった２０年を挟んで１８年から３連覇中の今大会で２１度目のグランドスラム制覇を狙う。対するキリオスは準決勝をナダル（スペイン）の棄権という形で突破。ジョコビッチに過去負けていない相性の良さを、自身初の大舞台で発揮したい。展開が予想できない大注目の一戦は、大会１４日目に行われる。