全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード（室外）
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
|---|---|---|---|---|---|---|
C.アルカラス （3）スペイン |
6 6 | 6 | 6 | 6 5 | 6 | 3 |
|
F.ティアフォー （22）アメリカ |
7 8 | 3 | 1 | 7 7 | 3 | 2 |
アルカラスがフルセットを制して初の決勝進出！
戦評
全米オープン（グランドスラム／アメリカ・ニューヨーク／８月２９日～９月１２日／ハード）の男子シングルス準決勝。第２試合は、世界ランク４位のカルロス アルカラス（スペイン）と、同２６位のフランシス ティアフォー（アメリカ）が対戦。アルカラスが６－７（６－８）、６－３、６－１、６－７（５－７）、６－３のフルセットでティアフォーに勝利。自身初のグランドスラム決勝進出を決めた。
第１セットは互いにサービスキープを続けてタイブレークへ突入。一進一退の展開だったが、わずかな差でティアフォーが制した。
第２セットは中盤に試合が動く。第６ゲームでアルカラスがこの試合最初のブレークを果たし、そのまま第２セットを獲得した。
第３セットは一方的な展開となり、立ち上がりからアルカラスが４ゲームを連取。ティアフォーに１ゲームしか与えずに、６－１で第３セットを連取した。
第４セットは序盤に両者２度ずつのブレーク。その後は互いにキープを繰り返して２度目のタイブレークへ。ここでもティアフォーが競り勝ってセットカウントを２－２のタイとした。
最終セットはアルカラスのブレークから始まるが、第４ゲームでティアフォーがブレークバック。それでも直後の第５ゲームにアルカラスが再びブレークを果たすと、５－３で迎えた第９ゲームでこのセット３度目のブレーク。食らいつくティアフォーを振りきり、熱戦に終止符を打った。
勝利したアルカラスは、グランドスラム初優勝と史上最年少での世界ランク１位をかけてルード（ノルウェー）との決勝戦に臨む。
| ゲーム経過 |
|---|
|
C.アルカラス |
|
F.ティアフォー |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第4セット総評
第１ゲームはアルカラスがサービスエースと２本のウィナーでキープ。第２ゲームは抜群のフットワークを見せたアルカラスがデュースの末にブレーク。第３ゲームはティアフォーが２度のリターンエースを決めて気迫のブレークバック。第４ゲームは３度目のチャンスを決めきったアルカラスが再びのブレーク。第５ゲームは連続ウィナーで１５－４０としたティアフォーが、最後はリターンエースを決めて再びブレークバック。第６ゲームはサービスからのショートポイントを重ねたティアフォーがキープ。
３－３で迎えた第７ゲームはアルカラスが久々のキープ。第８ゲームはティアフォーがペースをつかんでラブゲームキープ。第９ゲームはアルカラスがサービスでポイントを挙げてキープ。第１０ゲームはティアフォーが１９本のロングラリーを制してマッチポイントをセーブし、土壇場でのキープ。第１１ゲームはティアフォーの勢いを断ち切ったアルカラスがラブゲームキープ。第１２ゲームはティアフォーがサービスエースを奪ってキープ。
タイブレークはティアフォーがリードを奪うも、アルカラスが追いつく。それでもティアフォーが６－５とすると、最後はアルカラスのフォアがアウト。２度目のタイブレークも制したティアフォーがセットカウントを２－２とした。