全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
C.ガウフ (4)アメリカ |
6 2 | 4 | 0 | |
A.サバレンカ (2)
|
7 7 | 6 | 2 |
サバレンカが2年連続の決勝進出!
戦評
全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/1月14日~1月28日/ハード)の女子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク4位のココ ガウフ(アメリカ)と、同2位のアリーナ サバレンカが対戦。サバレンカが7-6(7-2)、6-4のストレートでガウフに勝利し、2連覇のかかる決勝戦へ駒を進めた。
第1セットは対照的な立ち上がりを見せた両者。サバレンカが得意のサービスでポイントを重ねる一方、ガウフは自身のダブルフォルトに苦しむ。それでもガウフが持ち前の粘り強いテニスでじわじわとサバレンカに迫り、第9ゲームで土壇場のブレークバックを見せると、第11ゲームではついにリードを奪う。しかし続く第12ゲームをサバレンカがブレークし、タイブレークへ突入。追いついた勢いそのままにサバレンカが大きくリードを作ってガウフを寄せ付けず、7-2でタイブレークを獲得。56分の戦いを制して第1セットを先取した。
第2セット、第1ゲームは再びガウフがダブルフォルトに苦しむも、粘り強くキープ。その後は中盤まで互いに早い展開でのサービスキープが続く。第7ゲームはサバレンカがブレークポイントを迎えるもガウフがセーブ。第9ゲームでもチャンスを得たサバレンカ。一度はガウフにしのがれてデュースとなるも、直後に迎えたこのセット5度目のブレークポイントをついにものにする。サバレンカのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでガウフにデュースとされるも、持ち味のサービスから連続ポイントで振り切った。
自分のことに集中できたと語ったサバレンカは、全試合ストレート勝ちと圧巻の内容で決勝進出を決めた。
ゲーム経過 |
---|
C.ガウフ |
A.サバレンカ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはガウフが2本のダブルフォルトを喫しながらも粘りのキープ。第2ゲームはサバレンカが3本のウィナーでラブゲームキープ。第3ゲームはガウフがラブゲームキープ。第4ゲームはサバレンカが力強いサービスでラブゲームキープ。第5ゲームはガウフがサービスエースを決めてラブゲームキープ。第6ゲームはサバレンカが強烈なスマッシュを決めてキープ。
3-3で迎えた第7ゲームは、ガウフがブレークポイントをセーブする3連続ポイントでキープ。第8ゲームはサバレンカが0-30からの4連続ポイントで逆転のキープ。第9ゲームはサバレンカがリターンエースでリードすると、ガウフはセカンドサービスでエースを奪って追いつく。それでも優位に展開したサバレンカがデュースの末にブレークに成功。第10ゲームはサバレンカが自身のダブルフォルトをサービスエースで取り返し、一度はマッチポイントを迎えるもガウフのスーパーショットでしのがれる。それでもデュースの末にこれをキープしたサバレンカ。2セットを連取して2年連続の決勝進出を決めた。