全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
R.ナダル (1)スペイン |
6 3 | 2 | 0 | 棄 | ||
J.デルポトロ (3)アルゼンチン |
7 7 | 6 | 0 |     |
J.デルポトロの2セットアップとなったところでR.ナダルが棄権
戦評
テニスの全米オープン第12日は8日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(アーサー・アッシュ・スタジアム/センターコート)で行われ、男子シングルス準決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第3シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と対戦。7-6、6-2とデルポトロが2セットを連取したところでナダルが途中棄権という思わぬ結果で試合終了。デルポトロが2009年以来となる決勝進出を果たした。
第1セット、両者が得意のストローク戦を繰り広げ、見応えある展開に。第1ゲームではベースライン深い位置での22本のラリーもあった。第7ゲーム終了後にナダルがトレーナーを読んで右ヒザにテーピング。しかしその後もアグレッシブなプレーを見せる。タイブレークまでもつれた結果、第1セットはデルポトロが7−6(7−3)が先取。第2セットで巻き返したいナダルだが、右ヒザのコンディションを気にする様子が続く。第3ゲームをデルポトロにキープされたところでメディカルタイムアウトを要求したナダルは、右ヒザのテーピングと右太もものマッサージを受けていた。試合再開後の第4ゲームをデルポトロがブレークして1アップ。ナダルは続くゲームを粘ってキープしたが、ゲームカウント2−5となった第8ゲームでセットポイントを握られ、デュースの末にブレークを許してしまった。ここでナダルは右ヒザを気にしてか棄権を申告。
デルポトロが2009年以来の全米オープン決勝への切符を手にした。デルポトロは決勝で第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第21シードの錦織圭(日本)の勝者と対戦する。
ゲーム経過 |
---|
R.ナダル |
J.デルポトロ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第2セット。互いにサービスゲームをキープして迎えた第4ゲームにデルポトロが精度の高いショットを決めてブレークに成功。その後、再び互いにキープが続き、ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲーム。押され気味のナダルが粘ってゲームポイントを握るが、デルポトロも譲らずデュースへ。2度目のデュース。ナダルのバックがネットにかかりセットポイント握ったデルポトロが、最後はフォアハンドウィナーを決め第2セットも連取した。ここでナダルは右ヒザを気にしてか棄権を申告した。