全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード（室外）
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
|---|---|---|---|---|---|---|
錦織 圭 （21）日本 |
3 | 4 | 2 | 0 | ||
|
N.ジョコビッチ （6）セルビア |
6 | 6 | 6 | 3 |
錦織、第３セットを落としジョコビッチにストレート負け。決勝進出とはならず
戦評
テニスの全米オープン第１２日は８日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター（アーサー・アッシュ・スタジアム／センターコート）で行われ、男子シングルス準決勝で第２１シードの日本の錦織圭（日清食品）が、第６シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）と対戦。錦織はセットカウント０−３（３－６、４－６、２－６）のストレートで敗れ、４年ぶりの決勝進出は叶わなかった。
第１セットを先取され、第２セットも強烈なサービスで圧してくるジョコビッチに攻勢を許し、錦織は第２セットも落としてしまう。
２セットダウンとされ、後が無くなった錦織は第３ゲームでブレークを喫し、またしても追う展開となった。さらに第５ゲームでもブレークポイントを握られたが、なんとか粘ってキープした。錦織はなんとかブレークのチャンスを作りたいが、盤石のプレーを展開するジョコビッチに隙が見つからない。そこに錦織のミスが重なりピンチを迎えてしまう。第７ゲームでまたも１５-４０と２本のブレークポイントを握られると、錦織はここをしのげずにブレークされ、ゲームカウント３-５とされた。そして第８ゲームがジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチ。錦織は最後まで粘りを見せたが、１ブレークを奪うことができないまま第３セットも２-６で落とし、準決勝敗退となった。試合時間は２時間２２分。
| ゲーム経過 |
|---|
|
錦織 圭 |
|
N.ジョコビッチ |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第1セット総評
第１セット、錦織は最初のサービスゲームで相手にブレークを許してしまう。リターンミスやフォアクロスがアウトとなり３ゲームを連続で落とす。錦織は相手の強打に押されるも、徐々に得意のラリーで粘りをみせ第４、第６ゲームにサービスゲームをキープする。流れを引き戻したい錦織だったが、ジョコビッチの強烈なショットになかなかポイントを重ねることができず、ブレークバックのチャンスを作れない。そのままゲームカウント３－５で迎えた第９ゲームでは０－４０でセットポイントを握られると、最後はジョコビッチのセンターへのサービスエースが決まり、第１セットは３－６でジョコビッチに先取された。